これでスッキリ!先生のためのロッカー整理術【動画】
学校の更衣室のロッカー、どうなっていますか?いろいろなものが詰め込まれていてすごい状態になっている……という先生も少なくないのでは?この季節の変わり目に、ぜひすっきり整理整頓しておきましょう!今回は、おなじみ佐々木陽子先生が、先生方にオススメのロッカー整理3つのアイデアを紹介します。
目次
シーズンごとにロッカーを整理整頓しよう!
今回は、学校の更衣室のロッカーの中をすっきりさせよう!ということで情報をシェアしていきます。
実は、昨年度、私のロッカーの中は最悪なことになっていて、いろいろな物を詰め込んでいました。そもそも、更衣室は、ジメジメしていたりして環境がよくありません。
ある時、ずっと使っていなかったロッカーを、ぱかっと開けた瞬間に⋯⋯
ガビーン!!カビだらけの服が出てきました⋯!!
ロッカーの下の方には、入学式や卒業式に使う靴を入れておいたのですが、それが、青カビではなくて⋯⋯
なんと、人の髪の毛のようなカビが⋯靴から波のように生えていたのです!!
思わず初任の先生をつかまえて、「ちょっと見てよ!」と見てもらって、もう雄叫びです!ひえ〜〜っ!!
本当に、今まで見たことのないカビを見て、そこで一大決心しました。
「やっぱり、シーズンごとにロッカーの中はきちんと整えなければいけないな」と教訓になりましたので、今回はそれを踏まえて、すっきりとした形に整える情報をお届けしたいと思います。
1. ウォールポケットを活用する
ウォールポケットってご存知ですか?こんな便利なものがあるのですね。
ロッカーの中はすごく物が多いので、小物を入れるのにとても便利だな、と思って、百均(100円ショップ)などでも買えますが、私はハンガー付きの300円のものを購入しました。
ポケットがたくさん付いているので、歯ブラシ、体温計、絆創膏などの小物を収納して、一目で何がどこにあるのかがわかるようになっています。
裏面にもポケットがあるので、なわとび、ぞうきん、雨合羽などを入れて、このままロッカーに掛けるだけで、今まで棚に詰め込んでいた物がきちんと整理できるようになり、とても便利です。
ぜひ、みなさんも使ってみると良いですよ!
2. 必要ない物は持ち帰る!
必要ない物は、持ち帰りましょう!
基本的なことなのですが、私のように整理ができない先生方のまわりは、物であふれかえっています。
なので、ちょっと見てください。ジャーン!
私のロッカーのビフォー&アフターです。
片付け前は、とにかく物が入れてあればいい、というか、あればいい、という感覚でしたので、いろいろな物が詰め込んであります。
上の棚には、なわとびが詰め込んであったり、下の方の紙袋の中にはいろいろな小物類が入っていて、どこに何があるのか、わからない状態です。
あったことさえも忘れている、という状態です。
そして、これを「キレイ・スッキリ」にすると⋯⋯ジャーン!!
このように、すべて必要な物しか置いてありません。
先ほど紹介したウォールポケットの中に小物をすべて収納したので、必要な物だけになり、写真のように空間ができました。
特に、上の棚が空いたので、プールのシーズンには水着を置いたり、とても使いやすくなりました。
ぜひ、みなさんも、冬に着ていたダウンジャケットや、長袖のジャージーなどは一旦、持ち帰って洗濯するなど、季節はずれの物は持ち帰るように意識しましょう!
特に、たくさんの物を入れている方は、この夏のシーズンを皮切りに衣替えをすると良いでしょう。
3. あったら良いオススメ品
次は、あったら良いオススメ品の紹介です!
プールシーズンなので、水着に着替えるときのために、このような足ふきマットを用意しておき、床に敷いて、その上で着替えるようにしています。
水泳指導が終わったあと、水を滴らせながら更衣室で着替えたりしますよね。
やっぱり、更衣室が濡れたり、汚れたりするのはいやですし、他の方に迷惑をかけてしまいますので、一枚用意しておいて着替えるときにパッと出して、その上で着替えるようにすると、とても便利です。
あとは、カビだらけの経験があるので、除湿剤や、防虫剤などを入れておいて、ロッカーの中も心地よい空間を保つように心がけています。
ぜひぜひ、念には念を!ということで、ご用意いただくといいと思います。
ということで、シーズンごとに意識して、整理整頓できると良いですね!
私は、引き続き、次は職員室の机の中を見て「断捨離」をしていかなければ⋯⋯と思っています。
いかがでしたか?便利なアイテムなども活用して、この機会にロッカーを整理整頓しましょう!梅雨のシーズンも清々しく過ごしたいですね。
あると良いもの
1.足ふきマット
2.除湿剤
3.防虫剤
小学校教諭。著書に『クラスがまとまる!小学1年生学級づくりのコツ』(ナツメ社)、『子どもの心をガッチリつかむ!とっておきの教室トーク&学級経営ネタ60』(明治図書出版)ほか。一児の母。