小4国語「つながりに気をつけよう」【京女式板書の技術】

教材「つながりに気をつけよう」は、分かりやすく、正しく伝えられるように、「言葉と言葉や、文と文のつながりについて考える」ことが学習内容です。教材はロボロボの書いた手紙について考えることで、分かりやすい文を書くためのポイントを捉えます。子供たちは「漢字の広場」で、短文づくりをする経験をもっています。「ロボロボが作った作文」という想定で、分かりやすい文を書くポイントを考えやすくするための板書の工夫を紹介します。
監修/元京都女子大学教授 元同附属小学校校長・吉永幸司
執筆/京都女子大学附属小学校教頭・砂崎美由紀
単元|言葉について考えよう
教材名|「つながりに気をつけよう」(光村図書出版)
目次
単元の計画(全3時間)
- 分かりやすく書くために必要なことを考える。
- 文を、分かりやすくなるように書き直す。
- 友達と、どこをどのように直したのかを説明し合う。
板書の基本
授業が始まる前に考えること
教科書の例文を見ながら、なぜふみや君とロボロボが待ち合わせの場所で会えなかったのかを考えます。そのため、黒板に例文を示し、みんなで例文を見ながら話し合ったり、気付きを黒板に書き込んだりしようと計画しました。例文は、教師が黒板に板書しましたが、拡大コピーなどにして貼ったり、プロジェクターで映したりすることもできます。
また、本時には「言葉と言葉のつながりをはっきりさせるとき」と「文と文のつながりをはっきりさせるとき」の2つを学習させたいと考えました。そのため、2つの例文を用いることにしました。「言葉と言葉」では、教科書の例文を用います。「文と文」では、「漢字の広場」でロボロボが作った文という設定で、教師が文を作りました。
例文作成のコツとしては、教科書115ページの「文と文のつながりをはっきりさせるときは」を読み、「分かりやすくするポイント」として子供たちから発表されるような文を作るよう心がけました。また、教師が作った文を、ワークシートに印刷し、授業中に配付する準備をしました。後に、このワークシート(学習プリント)はノートに貼ることを指示しますので、B5ノートの4分の1くらいのサイズにしました。
板書計画で考えておくこと
板書では「例文」と、例文を見て「考えたこと・見付けたこと」「分かりやすくするポイント」を見やすく整理することを考えました。「例文」は四角で囲み、例文の下に「考えたこと・見付けたこと」を書くためのスペースを作りました。また、「分かりやすくするポイント」は赤色のチョークで雲形に囲みます。
