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夏休みの宿題に最適!【小学館の図鑑NEO×HugKum】共催の自由研究コンクール2025開催★ 自学ノート部門は今年も大注目・大募集です!

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関西学院初等部教諭

森川正樹
こちらの画像をクリックすると募集ページが開きます

2024年度の応募総数3653件。「小学館の図鑑NEO」と小学館の育児メディア「HugKum」が主催する自由研究コンテストが、今年2025年も開催されます。もちろん本サイト【みんなの教育技術】は、自学ノート部門をサポートします。クラス単位・学校単位の団体応募も可能な自学ノート部門。ぜひとも、夏休みの宿題の1つとして、ご活用をご検討ください!

コンテストの詳細は、こちらの募集サイトをご覧ください

自由研究コンクール・自学ノート部門とは?

子どもたちが、自分の興味のおもむくままに、自分で決めたテーマで学びを広げる【自学】。その結果をB5のノート見開き(2ページ)にまとめて応募するのが、自学ノート部門の特徴です。すぐに始めて終えられるという手軽さがある一方で、「ノートの見開きという限られたスペースをどのように活かし、自分の学びをどのようにまとめるか?」という、学びを深める知的好奇心と、アーティストのような表現力とが交差する、奥深い楽しさがあります。
クラス全員が一人ひとりの学びを大切にし、ノートの完成に向けて頑張る、というのは、学級経営にも大きなプラスになるのではないでしょうか。

コンテストの詳細は、こちらの募集サイトをご覧ください

学級賞が新設! クラス単位の応募がオススメです!

本年より、団体応募の中から特に努力が認められる学級に賞状と、自学ノート部門審査委員長であり、関西学院初等部教諭の森川正樹先生がデザインしたオリジナルシールを贈呈します。クラス一丸となって「自学」に取り組んで、応募してみてください!

2024年度の優秀作品を一挙公開! ぜひ指導の参考に!

ここからは、昨年2024年度の優秀作品を大紹介します。解説は森川正樹先生です。
長く自学ノートの実践を重ねてきた森川先生もびっくりするような優秀作揃い。ぜひ皆さんも、指導のご参考にしてください。

2024年度自学ノート部門最優秀賞

★各受賞者の学年は応募当時のものです

ぼくのお母さんについて 6年生 岩崎拓真さん

森川先生講評

テーマが、「ぼくのお母さん」という時点で、興味をひかれます。一番身近な存在だけれども、私たちはきちんとお母さんにお礼を言ったり、向き合ったりできていないかもしれないよね。自分を育ててくれているかけがえのない存在、お母さん。この自学を全国のお母さんたちに届けたい! お母さんから怒られる回数を減らしていく…ぜひ実行していってくださいね! 笑 作者視点、読者視点を意識しているのも6年生としてさすがです。お見事!!


2024年度自学ノート部門入賞作品

日本でも宝石って採れるの!?  3年生 長尾美咲さん

森川先生講評

丁寧で、綺麗なイラスト、わかりやすい写真…と、素敵な自学だなあ!! 実際にガーネットを取りに行っているところが、調べるだけではなくさらに良いね! 先生も行ってみたくなりました!!


知ってた?!そうなのマンホールのえがら 4年生 山中真希さん

森川先生講評

八王子市のマンホール、カッコいいねえ!! マンホールの色に意味があったとは驚きでした。真ん中のマンホールのイラストが強烈に心に入ってきて、素敵なデザインの自学だなあ、と感心します!


「わたしの自学」の自学 6年生 上杉あまねさん

森川先生講評

6年間続けてきた「自学」は君の宝物です。自学ノートもそうだけど、君の中に蓄積された情報の取り扱い方や、表現の仕方、新しい知識、考え方など全てが大きな宝物だね。これからも自学を続けてください!!


人権スゴロク 4年生 長岡杏珠さん

森川先生講評

大切なことをスゴロクにして学びやすくしているね。マスの中に、「自学コンテスト」のことが出てきていて面白かったです。学ぶ、という権利を多いに楽しんでいるね。


最終選考に残った素晴らしい作品たち

おもちについて 6年生 近藤環菜さん

森川先生講評

タイトルのデザインやおもちキャラのイラスト、紙面をいっぱいに埋めた情報など、素晴らしい自学ですね! おもちは美味しいだけではなく、日本の文化にも関係しているし、危険な食べ物1位でもある…魅力的な食べ物だね! あなたの自学は大いに人を楽しませているよ!


ECO・箱・発酵  5年生 田仲陽香梨さん

森川先生講評

地球温暖化に対して、コンポストという観点からごみを減らすことについてしっかりと調べていて感心します。実際に段ボールコンポストを作って実験しているのも、手を抜かない素晴らしい自学です! 貴重な学びになったね!!


シャリッ コリッ 霜柱 6年生 西愛結奈さん

森川先生講評

自学のデザインにもこだわって作ったんだね。実際に霜柱を作った実験がすごい! 色付きは難しいんだね。食べられる霜柱にまで挑戦していることに頭が下がります!!


手を合わせましょう いただきます 4年生 槇納陽莉さん

森川先生講評

徳島県の給食のご当地メニュー、素敵だなあ。ふしめんじる、飲んでみたいです。給食の歴史を知ると、毎日の給食にも感謝して向き合える気がするね。


ウミガメ 3年生 小林奈央さん

森川先生講評

ウミガメの迫力、美しさ、情報…と驚きです。ウミガメがクラゲと間違えてビニールを食べてしまうことがないようにしたいね。水族館に飾ってもらいたい作品!!


学校の先生のひみつを調べる ひみつ学校 4年生 竹澤咲子さん

森川先生講評

先生のことを調べているから、先生もドキドキしましたよ! 真ん中の学校も、周りの学校系のイラストもとても素敵です。いろいろあるんだよ、先生の仕事ってね!(笑) 調べてくれてありがとう!


世界初!? アルビノカタツムリのふか 4年生 嶋谷優花さん

森川先生講評

卵から育てたアルビノのカタツムリの記録なんて、すごい自学で本当に驚きです!! これは貴重な、立派な「研究」だね。カタツムリの卵を発見すること自体が珍しいよね。


食べて調べよう!~スイカの種のヒミツ~ 6年生 原山萬理さん

森川先生講評

面白い実験だなあ…実際には1kgあたり、スイカがメロンやカボチャに比べて種が一番少ないなんて、意外でした! お腹いっぱいになりながら種を集めるのは大変だったね!


昨年度の優秀作品はいずれも、学びの楽しさが溢れ出てくるようなものばかりでしたね。今年もぜひ、皆さん奮ってご応募ください。
本年度の募集開始は8月1日(金)、しめきりは10月31日(金)<当日消印有効>です。

応募のきまりや賞品など詳しいことはこちらをご覧ください<募集ページ>

森川正樹(もりかわまさき) 兵庫教育大学大学院言語系教育分野(国語)修了。教師塾「あまから」、読書会「月の道」を主宰。国語科の実践に力を注ぐ。令和2年版学校図書国語教科書編集委員。著者に『小学生の究極の自学ノート図鑑』(小学館)『熱中授業をつくる! 子どもの思考をゆさぶる授業づくりの技術』(学陽書房)など。
森川先生のInstagramで自学関連の投稿を発信予定!

小学生の究極の自学ノート図鑑

自学の実例がいっぱい! 見てまねて、自学を磨こう!
小学生の究極の自学ノート図鑑
(森川正樹著/小学館)
ほぼ実物大・カラーで再現された自学ノートの実例を39作品収録。とじ込み別冊の解説編には、自学指導の達人ならではの指導ポイントも満載。

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