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理科で解決したことを、日常生活とつなげるには?【理科の壺】

連載
理科の壺/進め!理科道~理科エキスパートが教える、小学校理科の指導法とヒント~

國學院大學人間開発学部教授

寺本貴啓
【理科の壺】理科で解決したことを、日常生活とつなげるには?
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日常生活と学習をつなげるということはよく言われますが、学習したことを日常生活とつなげるということについて、何か意識していますか。理科の良さは学んだことが活かせること。日常生活を改めて見直すと、見えてくるものがあることだと思います。今回は「水溶液の性質」の学習を通して、どのようなつなぎ方があるのかを考えてみましょう。優秀な先生たちの、ツボをおさえた指導法や指導アイデア。今回はどのような “ツボ” が見られるでしょうか?

執筆/神奈川県公立小学校教諭・尾方優祐
連載監修/國學院大學人間開発学部教授・寺本貴啓

子どもたちが、観察・実験を通して問題解決を行った後に、「自分たちの身の回りの生活につなげてほしい」。しかし、中々観察・実験で分かったことを生かして、身の回りの生活を見直す姿が見られないことが、多いのではないでしょうか。単元の終末に、学習したことを基に身の回りの事物・現象に当てはめることは、難しいと考えられます。単元の終末に、急に考えるのは、子どもだけでなく、大人にとっても難しいことです。
「身の回りの事物・現象」について子ども達に考えてほしい場合、そのヒントは「導入」にあると思います。

単元例:第6学年「水溶液の性質」

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