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いざという時にしっかり叱れる教師になるための極意【教師の人気学】

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兵庫県公立小学校校長

俵原正仁

教師という仕事は、人気はないよりあったほうが楽しいというのが正直なところ。しかし、人気を得たいがために、子どもを叱らない教師になってしまうのは、結局のところ本末転倒になります。

そこで、本誌でもおなじみのザ・めちゃモテ教師、兵庫県公立小学校校長の俵原正仁先生に、いざという時にしっかり叱れる教師になるための極意を教えていただきました。

執筆/兵庫県公立小学校校長・俵原正仁

まんが「緊張と緩和。メリハリをつけよう」
イラスト/明野みる

ベテラン教師の「叱ったことがない」という言葉を鵜呑みにしてはいけない

「わしは、子どもたちを叱ったことがない」

若かりし頃、師匠からこのような言葉をいただいたことがあります。

確かに、叱ってばかりでいつもマイナスのオーラをまき散らしているような教師は、子どもたちから嫌われます。そしてその結果、入るはずの指導も入らなくなっていきます。

しかし、この言葉を額面通りに受け取ってはいけません。叱ってはいけない……ということではないのです。

師匠は、叱る必要がないから叱らないだけなのです。

つまり、師匠の場合、子どもたちを叱るようなシチュエーションが起こらないのです。そうならないようにきめの細かい指導を前もって行っているのです。  

ほめればほめるほどしっかり叱れる

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