点を結んで図形を覚える! <ダウンロードOKワークシート>福山憲市の時短学習のススメ⑳

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福山憲市の時短学習のススメ<ダウンロードOKワークシート>
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元山口県公立小学校教諭

福山憲市

今回は、4つの点を選んで、指定の図形をつくるというプリントです。友達に相談しても教え合ってもOK。平行四辺形や台形などの図形の形に目を向けさせることによって、図形への関心がぐんと高くなります。

福山憲市

執筆・イラスト/福山憲市
元山口県教員、響師・響志の会主宰、教師歴38年。学び集団ふくの会・ミスを活かす子供たちを育てる研究会主宰。『作文指導のネタ事典』『自主学習システム&ノート作成法』(明治図書出版)など著書多数。

点を結ぶことで図形の形を強く意識

今回は、点を4つ選びつなぐことで、平行四辺形や台形などの図形の形を強く意識する活動です。

制限時間は3分。友達と相談してもOKです。

答えの確認は、教師が行います。合格したら、できた図形に色を塗ります。

ていねいに色塗りができたら、花丸をもらえます。

合格した後に、友達に教えに行ってもOKです。教え合うことで、図形の形を再確認することができます。

その姿をとことん褒めます。

時間が来たら、子供たちにつないだ形を見せて尋ねます。

「この形は、何と言いますか?」

5秒以内に立つことができたら合格です。ここでも教え合いはOKです。毎回、全員が合格します。

がんばっている姿を、しっかりと認めて褒めます。たくさんの笑顔が生まれます。

この図形は、いつものように、知的掲示物コーナーに貼っておきます。何度も目にすることで、確実に図形の名前や漢字を覚えてしまいます。

特に、台形の問題は、子供たちの頭を悩ませます。

答えはひとつではなく、ふたつ、三つあるからです。

もちろん、ひとつでも見つけることができたら、合格です。

いくつもあると、お互いに教え合う場が増えます。

台形だけでなく、他の図形でも答えを増やしてもOKです。

こういう場を経験すると、図形の特徴や名前をしっかり意識します。お試しを。

<ダウンロード資料>

<点を結んで図形を覚える! 答え例>

答えはこれら以外にもあります。

(ダウンロードができるプリントの中に、枠だけのプリントがあります。それを活用して問題を作ってチャレンジしてください)。

構成/浅原孝子 

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