面白い地名を地図帳で探して探究力を育てる! <ダウンロードOKワークシート>福山憲市の時短学習のススメ㉒

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元山口県公立小学校教諭

福山憲市

今回は、プリントに示された地名を地図帳で探して、ビンゴを完成させるという活動です。友達と相談して、ビンゴを完成させましょう。地図帳をじっくり見ることから、地図に興味をもったり、社会科が好きになったりします。日本の地名とともに世界の地名にも関心をもち、その場所を探究することにつながります。

福山憲市

執筆・イラスト/福山憲市
元山口県教員、響師・響志の会主宰、教師歴38年。学び集団ふくの会・ミスを活かす子供たちを育てる研究会主宰。『作文指導のネタ事典』『自主学習システム&ノート作成法』(明治図書出版)など著書多数。

面白い地名を地図帳で探してビンゴ完成!

今回は、地図帳を楽しみながら探究する活動です。

例えば、中国地方には「角島(つのしま)」「光市(ひかりし)」などの面白い地名があります。同じように、全国各地には面白い地名がたくさんあります。それらを地図帳の細部をよく見て探します。友達と「協学」して協力して探すのです。

1枚のプリントで、制限時間は5分から7分に設定しています。子供たちは、楽しみながら集中して探します。協力して探すので、どの子もビンゴを完成させることができます。協力する姿を、しっかりと認めて、ほめます。

こういう場を過ごすと、時間があったら地図帳を開いて、面白い地名がないかを探す子が次々と出てきます。

日本だけでなく、世界にも目を向けて面白い地名を探し、その場所を探究します。地図帳を調べることで、社会科の勉強が大好きになったという子が続出します。地図帳などを使って、自分の目で丁寧に調べて確認するという場の楽しさを実感できるようです。

こういう探究の場を経験すると、テレビなどを見ているときに、面白い地名が出てくるとメモして、調べる子が増えます。

さらに、子供たちの中には、その都道府県に手紙を書く子が出てきます。その都道府県のパンフレットなどの資料をいただくことができないかということを手紙で尋ねているのです。

ぜひ、お試しを。

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構成/浅原孝子 

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