地図記号じゃんけんで地図帳調べの力をアップ! <ダウンロードOKワークシート>福山憲市の時短学習のススメ⑯

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福山憲市の時短学習のススメ<ダウンロードOKワークシート>
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元山口県公立小学校教諭

福山憲市

今回は、地図記号が書かれたじゃんけんカードでの勝負です。地図記号じゃんけんカードを出し、勝ったらカードをゲットできるという学習です。何度も地図記号を目にするので、子供たちは楽しみながら地図記号を覚え、社会科の力を伸ばしていきます。

福山憲市

執筆・イラスト/福山憲市
元山口県教員、響師・響志の会主宰、教師歴38年。学び集団ふくの会・ミスを活かす子供たちを育てる研究会主宰。『作文指導のネタ事典』『自主学習システム&ノート作成法』(明治図書出版)など著書多数。

じゃんけんカードで地図記号を暗記する

今回は、地図記号カードじゃんけんです。

地図記号が書かれたカードを持ち、カードを出して、じゃんけんをします。勝ったら、相手のカードをゲットします。

制限時間は10分です。1回終わったら、次は違う人とカードじゃんけんをします。何度も「地図記号」を目にするので、自然と暗記する子が続出します。

この地図記号カードも、知的学級掲示に掲示しています。何度も目にするので、あっという間に地図記号に慣れていきます。全員が地図記号を覚えてしまいます。

カード対戦はふたりでやることもありますが、3人から4人で取り組むこともあります。じゃんけんカードなので、人数を増やしても楽しむことができます。

ゲットできるカードが自然と増えていき、子供たちはそれが楽しいと言います。

この地図記号カードは、家に持って帰ることも可能にしています。余分をいくつも印刷しているからです。地図記号カードを家に持って帰って、家族で楽しむ子供が増え、家庭での会話もぐっと増えていきます。保護者からは、地図記号カード対決が楽しいという便りが何度も届きました。

当然、自学の中に「地図記号」などを探究したものが増えてきます。探究の動機づけになっていきます。この地図記号がきっかけとなって地図に興味関心を示す子が増えるので、社会の時間など地図帳調べを全員が笑顔で取り組みます。

ぜひ、お試しを!

<ダウンロード資料>

(ダウンロードができるカードの中に、白紙のカードがあります。それを活用してオリジナルカードを作ってチャレンジしてください)。

構成/浅原孝子 

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