<小1・小2・小3>梅雨の季節 教室で楽しめる 子供の心と体を育てる 「折々のレク&ゲーム」⑪【低・中学年】

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子供の心と体を育てる「折々のレク&ゲーム」
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今回のテーマは低・中学年のための「梅雨の季節 教室で楽しめる」レク&ゲーム。雨の日が増える梅雨の季節、教室でのレクで楽しみましょう。みんなの絆が深まる教室レクを紹介します。机を端に寄せ、いすを使って手軽にできます。クラスがまとまり、子供たちが学校に行きたくなる「レク&ゲーム」の連載11回目。動画で分かりやすく、さらに指導ポイントを授業者に話していただきます。

※動画の中の音声が途切れている部分は、子供の名前を消している個所です。

監修/東京都公立小学校指導教諭・岩田純一(THE体育代表)、アップ研究会
授業者/東京都公立小学校教諭・齋藤悠也

レク1 ゴロゴロドカン


ルールを守りながら、ハラハラ、ドキドキ感を味わう。


ボール(消しゴムなどでもよい):グループの数だけ
いす:人数分


 8人程度で輪になって、いすに座ります。
 「ゴロゴロゴロゴロ」と言いながら、ボールを隣へ回していきます。
 鬼(リーダー)が「ドカン」と言ったときに、ボールを持っていた人が負け。
 最初は、教師が全体の鬼(リーダー)になり、途中からグループ内で鬼(リーダー)を決めて行うようにしましょう。負けた人が次の鬼になります。

※レクの前に、「隣の人に両手できちんと渡す」「投げて渡さない」などの注意点を、子供たちに伝えておきましょう。

<活動の動画はこちら>

齋藤先生からの<ポイント&留意点>

レク2 早口バトル


ゲームの中で、楽しみながら言葉をはっきりと発音したり、速く話したりする。


お題を書いた紙:人数の半分
いす:人数分


 2人組をつくり、向かい合わせになって、いすに座ります。
 2人の中央にお題(言いにくい言葉を数種類)の紙を置き、最初の人が選びます。
 最初の人は、お題の言葉を1回言い、もう1人の人は2回言います。このようにして、お題の言葉を1回ずつ増やしていき、言い間違えた人が負け。

※お題(言いにくい言葉)の難易度は、子供の実態に応じて教師が選択してもよいでしょう。お題は不愉快に思う言葉は避けて、みんなが楽しめる言葉にします。

<活動の動画はこちら>

齋藤先生からの<ポイント&留意点>

レク3 タッチしたのはだーれだ


友達のだれの声かを想像し、友達の名前を呼んで当てることで交流を深める。また、当てられないように、声の出し方を変えるなど、明るい雰囲気でゲームを楽しむ。


なし


 はじめは、4人グループで行います。
 鬼を1人決めて、鬼は壁側を向いて立ちます。鬼以外の人は、野菜の名前を言いながら背中をタッチします。そのままの声を出すとすぐに分かるので、声を変えるなどの工夫をします。
 鬼は、タッチした人がだれかを当てます。当てられなかったら、もう一度行います。
 当てられた人が鬼になって、同様にします。野菜を、果物や挨拶などに変えると変化があっておもしろくなります。
 人数を増やすと、難易度が上がります。

※友達にタッチするときは、強くタッチしないように事前に伝えておきます。

<活動の動画はこちら>

齋藤先生からの<ポイント&留意点>

取材・文・構成/浅原孝子 撮影/北村瑞斗

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