しりとり遊びで語彙力をアップ! <ダウンロードOKワークシート>福山憲市の時短学習のススメ⑭

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福山憲市の時短学習のススメ<ダウンロードOKワークシート>
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元山口県公立小学校教諭

福山憲市

今回は、しりとり遊びのプリントを通して、言葉に目を向ける力を高めます。提示された言葉を使って、しりとりが完成するように並べていきます。友達同士で確認することによって、子供同士のつながりが自然と深くなっていきます。子供たちは楽しみながら、語彙力や対話力を伸ばしていきます。

福山憲市

執筆・イラスト/福山憲市
元山口県教員、響師・響志の会主宰、教師歴38年。学び集団ふくの会・ミスを活かす子供たちを育てる研究会主宰。『作文指導のネタ事典』『自主学習システム&ノート作成法』(明治図書出版)など著書多数。

いろいろな言葉に目が向く「しりとり」遊び

今回は、しりとり遊びです。

しりとりは、ルールを説明しなくても、子供たちはやり方が分かります。説明の必要がありません。これを、朝の時間や帰りの時間に5分程度行います。いつものように宿題プリントにも載せます。

しりとりをすると、いろいろな言葉に目が向くようになります。

朝の時間や帰りの時間に行う時、いつものように友達同士で確認してOKです。ここでも「対話」が深まって、子供同士のつながりが自然と深くなっていきます。

ここで大切にしているのが、子供たちにも「問題作り」に挑戦してもらうことです。問題を作ることで、言葉を選ぶという場に身を置くことになります。 

言葉を選ぶために、国語辞典を調べたり、家族に言葉を尋ねたりする子が出てきます。調べて学ぶ。聞いて学ぶことを自然と意識するようになるのです。

なかには、自学ノートに「難問しりとり」を書き続ける子も出てきます。そんな子は、しりとりの量が多く、ひとつひとつの言葉が長いのです。

こういう「しりとり」遊びを通して、いろいろな言葉に目を向けることで、言葉のもつ意味を同時に考えたり、知ったりするようになります。そして、語彙力が豊かになります。

「しりとり」遊びが流行すると、図書室からいろいろな言葉に関する本を借りる子が増えます。読書の幅も広がるのです。百科事典などにも、どんどん目を向けるようになります。

言葉が豊かになると、授業中の発言も豊かになります。

お試しを。

<ダウンロード資料>

しりとり遊び

<しりとりの答え>
こくご→ごま→まつり→りくち→ちそう→うみ→みこし→しせい→いす→すずめ→めがね→ねこ

はさみ→満ちる→留守→姿→俵→楽→工夫→海辺→紅→濁る→類似→磁化

でんき→気体→色→廊下→果実(加熱)→土→地形→挑む→村→落下→加熱(果実)→梅雨

プリントは、以下より小学館ID(登録無料)でログインすると、ダウンロードできます。

構成/浅原孝子 

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