簡単1分!教師向けストレスチェックで自分もみんなも救おう!
責任感が強く、目の前にいる子どものために、つい無理をしてしまう人も多いのではないでしょうか。教師のうつ病は一般企業の2・5倍とも言われます。しかし、先生の笑顔が教室の太陽。先生の元気が子どもの元気であることを忘れてはいけません。1分でできるこのストレスチェックテストを行ってみてください。自分が思っている以上に、自分の状態が悪くなっていることに気づけるかもしれません。それは自分のためではなく、子どもや同僚のためでもあるのです。
提言/兵庫教育大学大学院教授・藤原忠雄
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気軽にセルフチェックを
現在、全国の多くの小中学校では厚生労働省版のストレスチェックを行っていると思いますが、ストレスチェックは年1回行えばそれでいいわけではありません。心の状態は日々刻々と変わるものです。気軽にできるストレスチェックを身近に置き、日頃から、疲れやしんどさを感じたときなどにチェックし、今の自分のメンタルヘルスのコンディションを知っておくことは、バーンアウト(燃え尽き)予防にとても大事なことです。
ここで紹介しているストレスチェックを使うと、簡単にセルフチェックができます。チェック項目の数による判定ができるだけではなく、どの項目をチェックしたかで、初期症状が出ているのか、あるいは慢性症状が出ているのかを知ることができます。