卒業式・6送会など、担任に必須なスピーチ力を鍛えよう 〜卒業に関する、スピーチスキルあれこれ

これからの時期は、卒業関連行事が目白押しです。6年生の児童を輝かせるためにどんな心構えの事前指導が必要でしょうか。その場しのぎではいけません。何をどう話すか、ポイントをとらえておきたいです。スピーチ力を高め、感動的なものになるようにしていきたいです。また、保護者さんの前でのスピーチ力も鍛えたいですね。
【連載】マスターヨーダの喫茶室~楽しい教職サポートルーム~

目次
1 スピーチ力を鍛えよう
学級づくりが上手だな、児童としっくり行っているな、と思えるせんせいは、スピーチが上手です。指導の言葉が児童にすんなり入ります。一朝一夕ではいかないので、伝わるにはどうするか、スピードや間の取り方、明瞭な発音、滑舌などを鍛えておきたいです。もちろんアドリブ力やパフォーマンス力も必要です。そして、卒業生の担任は、大人向けのスピーチも磨きをかける必要があります。忙しい時期ですが、早めにどんな場でどんなスピーチが必要かを洗い出しましょう。だいたいの話す内容やポイントをおさえておき、当日アレンジできるようにしたいですね。いずれにしても付け焼き刃ではできません。本気で取り組むのであれば、録音機器でスピーチを録音したり、家族の前でスピーチ練習をしたりするのもいいですね。しっかり事前準備をしたいものです。