算数対決で復習力をアップ! <ダウンロードOKワークシート>福山憲市の時短学習のススメ⑧

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元山口県公立小学校教諭

福山憲市
〈ワーク連載〉
驚くほど力が付く!
福山憲市の時短学習のススメ

今回は、算数のさいころ対決で算数力、復習力を伸ばします。答えが2択なのでだれでも取り組める課題になっています。さいころの目によって、先に進めるかどうかの運がからんでくるので、対決がより盛り上がります。友達と「この答えになるのは、なぜか」といった学び合いも自然に生まれます。

福山憲市

執筆・イラスト/福山憲市
元山口県教員、響師・響志の会主宰、教師歴38年。学び集団ふくの会・ミスを活かす子供たちを育てる研究会主宰。『作文指導のネタ事典』『自主学習システム&ノート作成法』(明治図書出版)など著書多数。

復習力を自然とアップする算数対決学習

今回の短時間学習は、算数の対決学習です。

算数の対決をしながら、自然と既習内容を復習することができます。

さいころを転がすというゲーム性を入れ、さいころの目によっては、先に進めません。運がからんでくることで、対決が楽しくなるようにしかけています。

さらに、止まったますの問題の答えは「2択」にしています。どちらかが答えです。答えの目安が立ちやすいようにしています。

もちろん、いきなり最初からプリント対決はさせません。

はじめは、黒板や電子黒板などに拡大したプリントを貼ったり写したりして、教師対子供という形で、やり方を体感させます。

今回も、今までの対決と同様に相手が変わると、同じプリントでも何回も算数対決を楽しむことができます。

何回も対決することで、自然と問題のポイントをつかむようになります。

復習力がアップするのです。

答えはプリントの裏に印刷することによって、何度も見て確かめることができます。

答えを確かめることもまた、復習力をアップすることになります。

「この答えになるのは、なぜか」

それを自然と考えるようになるのです。

ときには、友達と答えの導き方の確認をする子もいます。

その姿をうんとほめます。認めます。

このプリントを家に持って帰らせると、四角のますの問題を自学ノートに写し、練習してくる子が続出します。

いつものように、親子で楽しむ子もいます。

復習しなさいと言わなくても自然と復習をし、算数力を上げていきます。ぜひお試しを!

<ダウンロード資料>

<ダウンロード資料 答え>

構成/浅原孝子 

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