7月30日(土)開催の研究会・研修会


スクールリーダー育成のためのオンライン・リレー講座 2022 第4回

オンライン
主催
【共催】 京都大学大学院教育学研究科 教育実践コラボレーション・センター、京大オリジナル株式会社
テーマ

◇第1回「教育改革の最新動向と授業づくりの課題」
◇第2回「精神分析から考える教育」
◇第3回「障碍と発達に関する基礎知識」
◇第4回「批判的思考力とリスクリテラシー」
◇第5回「カリキュラム改善の進め方」――パフォーマンス評価をどう活かすか――

京都大学大学院教育学研究科E.FORUMは、広く教育に関心を持っている人々が集まり、ともに語り合うことを通して、お互いの教育力量を向上させることを目的とした「広場」です。今年度も新型コロナウィルス感染症の影響を考慮し、オンラインでのリレー講座を開催することにいたしました。教育学研究科の各分野のスペシャリストからの講義とディスカッションを通じた互いに学び合う場そして交流の場にぜひご参画ください。

◇第1回 2022年6月19日(日)14:00-16:10
講師:石井 英真 京都大学大学院教育学研究科 准教授
「教育改革の最新動向と授業づくりの課題」
GIGAスクール構想によりICT環境が整備され、中央教育審議会答申「『令和の日本型学校教育』の構築を目指して」において、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実の必要性が提起される中、こうした改革の要点を読み解き、学校のあり方、授業や学びのあり方、そして、さらに次の学習指導要領に向けた課題について考えます。

◇第2回 2022年7月2日(土)14:00-16:10
講師: 西 見奈子 京都大学大学院教育学研究科 准教授
「精神分析から考える教育」
現代の精神分析においては、心の営みを人が対象とどのような関係を持つのかという視点から理解します。教育は人と人との関わりです。同じ教師が同じ方法で教えていたとしても、生徒との関係が違えば、結果も異なることでしょう。教育を考える上では関係性は重要な要素です。そうした人との関係はどのように育まれていくものでしょうか。人が持つ関係性が教育に与える影響について、精神分析の視点から考えてみたいと思います。

◇第3回 2022年7月16日(土) 14:00-16:10
講師:明地 洋典 京都大学大学院教育学研究科 准教授
「障碍と発達に関する基礎知識」
特別支援教育が制度の上で開始されて以来、その対象とされる児童・生徒の数は増加の一途を辿っています。しかし、教員の中には障碍や特別支援教育に関する十分な知識を身に着ける機会がないまま対応に追われている方もおられます。このような状況は、児童・生徒、教員の双方にとって、ひいては、社会全体にとっての不利益と言えます。今回は、障碍と発達に関する基礎的な知見や理論、考え方についてお話をさせていただきます。

◇第4回 2022年7月30日(土)14:00-16:10
講師:楠見 孝 京都大学大学院教育学研究科 教授
「批判的思考力とリスクリテラシー」
コロナ禍において,教員は,新たな問題への解決が求められています。そのためには,感染リスクと新たな教育について情報を,メディアやネットから読み解くメディアリテラシーと情報通信技術を利活用するICTリテラシー,リスクに対処するためのリスクリテラシー,それらの土台となる批判的思考力が重要です。本講座では、これらの力を,自ら身につけ,学習者に伝え,育むにはどのようにしたら良いか,皆さんと考えたいと思います。

◇第5回 2022年8月6日(土)14:00-16:10
講師:西岡 加名恵 京都大学大学院教育学研究科 教授
「カリキュラム改善の進め方」――パフォーマンス評価をどう活かすか――
2017・2018年改訂学習指導要領では、各学校のカリキュラム・マネジメントの重要性が指摘されています。また、「資質・能力」のバランスのとれた学習評価を行うために、パフォーマンス評価の活用が推奨されています。今回は、パフォーマンス評価を活用することによって、どのようにカリキュラム改善を進められるのかについて検討します。

■対象:学校・教育委員会の関係者、教員志望の学生
(受講対象者以外の方(企業の方など)は、ディスカッションにはご参加いただけません。予めご了承の上、お申し込みください。)
■定員 150名程度/回(定員に達し次第締切)
■お申し込み方法 Web
※お申し込みの詳細は、上記URLをご覧ください。
■申込締切:各回1週間前(日曜)まで

■ご注意ください
・本学都合以外での入金後の返金は一切できません。何卒ご了承くださいませ。
・開講3日前までに視聴用のアドレスをお知らせします。
・受講対象者以外の方(企業の方など)は、ディスカッションにはご参加いただけません。予めご了承の上、お申し込みください。
・Zoomの仕様や使い方に関するお問合せにはお答えいたしかねます。
・お客様の環境等が原因で発生した、視聴できないといったトラブルに関しては個別の対応や返金等はございません。予めご了承願います。

■以下の事項は禁止させていただきます。お申し込みの前にご確認ください。
1.本サービスを不正の目的をもって利用する行為
2.本セミナーを全部又は一部を問わず第三者に提供する行為
3.本セミナーの録音、録画、撮影、その他複製行為
4.同時に二台以上のデバイスで本サービスを利用する行為

開催期間 2022年7月30日(土)
開催地住所
会場 Zoomによるライブ配信 (インターネット環境が必要です。データ容量 1GB程度)
参加費 ■受講料:2,000円/回(税込)
※クレジットカードのみ
開催情報HP https://www.kyodai-original.co.jp/open-academy/program/?no=53
主催者情報 〒6068501
京都府京都市左京区吉田本町
京大オリジナル株式会社 ナレッジプロモーション事業部
主催者HP
主催者メール kensyu@kyodai-original.co.jp

新英語教育研究会第58回全国大会(和歌山大会)

オンライン
主催
新英語教育研究会
テーマ

つながり和む学びの未来:「和のくに」から世界へ

1)フロア参加型シンポジウム:「外国語教育の未来を語り合う」
  登壇者:鳥飼玖美子、大津由紀雄、斎藤兆史、江利川春雄
2)上記4氏をコメンテーターとした4つの「スペシャル・セッション(SS)」(各実践報告あり)
3)校種別(小学校~大学の8)分科会
4)新英研分科会(SDGs、小学校・中学入門期、ICTの活用と課題等8つ)

開催期間 2022年7月30日(土) 〜 2022年7月31日(日)
開催地住所
会場 Zoom
参加費 一般3500円、会員3000円、学生無料,シンポジウム+スペシャル・セッションのみ2000円
開催情報HP https://shin-eikenwakayamataikai.jimdosite.com
主催者情報 大野 傑
主催者HP
主催者メール

語研 オンライン講習会⑮

オンライン
主催
一般財団法人語学教育研究所
テーマ

力のつく教科書本文の扱い方と音読再考

講師:久保野 りえ(都留文科大学・筑波大学附属中学校非常勤講師)

中学高校を問わず、教科書の扱いは授業の大きな部分を占めるはずです。そこで真に英語力をつけるために、どう教科書を活かせば良いか、具体的な教材を見ながらワークショップをしたいと思います。また、英語授業で必須のように思われている音読も再考し、より効果のある方法を考えてみたいと思います。

開催期間 2022年7月30日(土)
開催地住所
会場 Zoom
参加費 会員 1,000 円
一般 3,000 円
(学生はそれぞれ半額。当日学生証を提示してください)
開催情報HP https://www.irlt.or.jp/
主催者情報 石田
TEL:0359019214
FAX:0359019214
主催者HP
主催者メール office@irlt.or.jp

語研 オンライン講習会⑯

オンライン
主催
一般財団法人語学教育研究所
テーマ

中学校:目的や使用場面を大切にした言語材料の導入から発表活動まで

講師:栖原 昂(筑波大学附属中学校) 

新しい文法や表現の「導入」の場面を見ると、日本語で「説明」をしてすぐにプラクティスに入ったり、英語でターゲットの文の使用例をいくつか聞かせるだけで、結局そのあとの「説明」がメインなってしまう、といった 授業をよく見かけます。生徒が目的や使用場面に応じて、適切な表現を選択して使えるようになるためには、どうその表現と出会い、どのような練習をし、どういう活動を設定すればよいのかを一緒に考えていければと思います。

開催期間 2022年7月30日(土)
開催地住所
会場 Zoom
参加費 会員 1,000 円
一般 3,000 円
(学生はそれぞれ半額。当日学生証を提示してください)
開催情報HP https://www.irlt.or.jp/
主催者情報 石田
TEL:0359019214
FAX:0359019214
主催者HP
主催者メール office@irlt.or.jp

音鑑・夏の勉強会2022

オンライン
主催
公益財団法人音楽鑑賞振興財団
テーマ

小学校・中学校音楽科の鑑賞指導について

《講習1》オンデマンド動画配信(7/29~8/12)
鑑賞の指導と学習評価について、授業構想や授業展開の理解を深めます。また、GIGAスクール構想の趣旨や考え方、教科指導でどのように捉え、取り組むかについて研修します。

《講習2》オンライン・ミーティング(8/20)(Microsoft Teams使用)
《講習1》の「鑑賞の指導と学習評価」を踏まえて、授業づくりについて具体的な事例をもとに考えます。少人数制を生かして、講師や受講者とともに意見交換しながら進めます。

開催期間 2022年7月29日(金) 〜 2022年8月12日(金)
開催地住所
会場 オンデマンド動画配信およびオンライン・ミーティング
参加費 受講料:《講習1》《講習2》ともに受講 6,000円/《講習1》のみ受講 3,000円
テキスト代(《講習1-3》《講習2》):書籍「よくわかる!音楽鑑賞の授業づくり 小学校・中学校」1,980円
開催情報HP http://onkan-web.net/document/general/onkan_event/course_sum_2022/course_sum_2022_order.php
主催者情報 〒157-0076
東京都世田谷区岡本2-3-15 松本記念音楽迎賓館
夏の勉強会係
TEL:03-5717-6885
主催者HP http://onkan-web.net/
主催者メール zai_onkan@post.pioneer.co.jp

〜第8回イケトーーク!〜【理科】 教育関係者対象:オンライン研修会

オンライン
主催
大阪教育大学附属池田中学校
テーマ

附属池田中学校教員や全国で実践を重ねられているプレゼンターによる実践事例の紹介、普段の授業の悩みや情報共有、中学校が主催するオンライン研修会

9:00〜10:30

プレゼンターによる実践報告会を行い、その後実践に対して参加者のみなさんと共に深めていきます。
2学期からすぐに使える授業案を紹介します!! (実践報告を基に授業計画案を一緒に考えましょう)

プレゼンター
本校教諭 中塚麻衣子
大教大附属天王寺中 藤井主幹教諭



申し込みフォーム
https://forms.gle/ki2ivV8oH571DRFp7

日程や内容
https://f.osaka-kyoiku.ac.jp/ikeda-j/wp-content/uploads/sites/7/2022/05/iketalk.pdf



開催期間 2022年7月30日(土)
開催地住所
会場 Zoom
参加費 無料
開催情報HP https://forms.gle/ki2ivV8oH571DRFp7
https://f.osaka-kyoiku.ac.jp/ikeda-j/wp-content/uploads/sites/7/2022/05/iketalk.pdf
主催者情報 〒563-0026
三好達也
TEL:0727618690
FAX:0727618690
主催者HP https://f.osaka-kyoiku.ac.jp/ikeda-j/
主催者メール miyoshi-t89@cc.osaka-kyoiku.ac.jp

2022年RTF教育ラボ オンライン&会場実施 教員採用試験対策講座

東京都
主催
RTF教育ラボ
テーマ

しっかり対策して【教員採用試験】で合格を掴もう!

■オンライン(ZOOM)
~事前準備が効果を上げる!“6/19(日)“ から順次実施♪~
会場実施回で実際にトレーニングする前に、基礎知識をしっかり確認しておくことが “効率よく効果的かつ結果を出せる学び方” です。

・論文対策講座
・面接マナー講座
・場面指導対策講座
・集団討論基礎攻略講座
・完全個別指導
・論文添削

■会場実施
~対面で練習しよう!”7/24(日)” より開始♪~

・個人面接対策
・集団討論対策

■日程・詳細・お申込みは弊団体ホームページをご覧ください。
https://goseminarcourse01.wixsite.com/rtfkyouikulab/onlin

開催期間 2022年7月30日(土)
開催地住所
会場 ZOOMおよび杉並区内施設
参加費 料金:受講内容により料金が異なります。詳細はホームページをご覧ください。
支払い方法:指定口座への事前入金
開催情報HP https://goseminarcourse01.wixsite.com/rtfkyouikulab/onlin
主催者情報 RTF教育ラボ副代表 村上亜樹
主催者HP https://goseminarcourse01.wixsite.com/rtfkyouikulab
主催者メール goseminarcourse01@gmail.com

オンラインシンポジウム『「戦争を伝える」ということ』

オンライン
主催
明治大学平和教育登戸研究所資料館
テーマ

歴史・平和教育の大ベテランから次世代の教育者たちへ託すメッセージ

学校教育の現場で長年歴史教育・平和教育に尽力してきた3名の先生方が,これからの担い手である現役学校教員の先生方,教員を目指す学生の方々に向けて,先輩教育者として「戦争を伝えるということ」を伝えるべく,発表やディスカッションを行い,参加者からの質問に答えます。
対象:全国の学校教員, 教員を目指す学生の方, 当シンポジウムに興味がある方。

開催期間 2022年7月30日(土)
開催地住所
会場 Zoomのウェビナー機能を利用したオンライン方式 ※ライブ配信
参加費 無料
開催情報HP https://www.meiji.ac.jp/noborito/info/2022/mkmht00000010ad8.html
主催者情報 〒2148571
神奈川県川崎市多摩区東三田1-1-1 明治大学生田キャンパス
明治大学平和教育登戸研究所資料館
TEL:044-934-7993
FAX:044-934-7993
主催者HP https://www.meiji.ac.jp/noborito/index.html
主催者メール noborito@mics.meiji.ac.jp

広島大学附属東雲小学校 複式教育授業座談会(オンライン)

オンライン
主催
広島大学附属東雲小学校
テーマ

複式教育の授業づくり,学習指導,学級経営について,交流しましょう!

■時間 9:30~11:30

9:00~ 受付(zoom待機室への入室)開始
9:30~ 開始 
「見守り型支援」や「能力表」について スライド資料での説明(本校複式学級担任より)
10:00~ グループごとに交流(東雲小学校の複式教育について,日頃の悩み等の交流)
11:00~ 指導助言 上之園公子先生(比治山大学)より 
11:30  終了

■ お申し込みは,下記本校ホームページよりお願いします。 
■ 運営の都合上,参加人数を80名程度とさせていただきます。お申し込みの人数が上限に達し次第,受付終了とさせていただきますので,ご了承ください。
■ 一つの端末(パソコン等)で,複数名で参加をいただくことも可能です。そういった場合は,お申し込みの際に,代表の方のお名前と所属先を入力してください。
■ お申し込みいただいた後,自動返信メールにて,「参加受付完了のお知らせ」をお送りします。
当日の詳細や今後の動きについては,そちらに記載しておりますので,ご覧下さい。また,自動返信メールで「参加受付完了のお知らせ」が届いた後でも,先着順で参加人数の上限に達している場合は,参加をお断りさせていただくこともありますので,ご了承ください。
■ 当日はzoomでの開催となりますので,各自で設定をお願いいたします。

開催期間 2022年7月30日(土)
開催地住所
会場 Zoom
参加費 無料
開催情報HP https://www.hiroshima-u.ac.jp/fu_shino  
主催者情報 〒734-0022
広島市南区東雲三丁目1-33
土井 裕介
主催者HP https://www.hiroshima-u.ac.jp/fu_shino
主催者メール doisuke@hiroshima-u.ac.jp

親と子の愛着形成の問題と対応 -愛着障害がこころと行動に与える影響-

オンライン
主催
神奈川LD協会
テーマ

親と子の愛着形成の問題と対応 -愛着障害がこころと行動に与える影響-

▼時間
9:30~12:30

▼ お申込・詳細はこちらから
https://form.dr-seminar.jp/lps/asgzdk/kanagawald_summer2022_information

※特別支援教育士資格更新ポイント対象セミナーです

<講師からのメッセージ>
愛着は、もともとはほ乳類の子どもと母親が密着することで子どもの安全を保つ状況に対して使われたといわれていますが、今では、子どもと親、特に母親との間につくられる強い情緒的なつながり感を指す用語として使われることが多くなっています。親と子どもの愛着形成が阻害される背景にはいろいろなものがあり、最も深刻なものは子ども虐待です。子ども虐待まで行かなくても、親と子どもの物理的距離や心理的距離の拡大が持続する状況は、愛着形成を不安定にしがちです。

いずれにしても、心理的な意味での愛着は子どもの自尊心と密接に関連を持っており、そのため、結果として、さまざまなこころの問題と関連することになります。そのようなこころの問題の特徴は、不安定な自己コントロールであり、結果として、情緒の不安定さや、自分や他者を攻撃する行為が生じやすいということでしょう。具体的には、大きな感情起伏、両価的行動、自傷・他傷、反社会的行動、摂食障害、解離性障害などがその例です。このセミナーでは、皆さんとともに子どものこころの問題を理解する重要なキーワードとしての愛着問題について考えていきたいと思います。

<担当講師>
宮本 信也 先生(白百合女子発達心理学科 教授・小児科医)

▼講師プロフィール
青森県弘前市出身。金沢大学医学部卒業。医学博士。自治医科大学小児科入局、同助手、講師、筑波大学心身障害学系助教授、教授、附属聴覚特別支援学校校長、附属特別支援教育研究センター長、副学長を経て、2018年4月より現職。専門は、発達行動小児科学。子ども虐待への対応、ASDへの対応、小児心身症への対応を中心とした臨床研究活動を展開。趣味は、山歩きと日本各地の銘酒巡り。『アスペルガー症候群・高機能自閉症の本-じょうずなつきあい方がわかる』(主婦の友社)等著書・論文多数。

開催期間 2022年7月30日(土)
開催地住所
会場 Zoom
参加費 3,000~4,500円(参加区分による)
開催情報HP https://form.dr-seminar.jp/lps/asgzdk/kanagawald_summer2022_information
主催者情報 神奈川県横浜市緑区十日市場町801-8
神奈川LD協会 研修会事務局
主催者HP http://www.246.ne.jp/~kanald/index.html
主催者メール kanald@246.ne.jp

不登校の理解と支援 -本当は学校に行きたい子どもたち-

オンライン
主催
神奈川LD協会
テーマ

不登校の理解と支援 -本当は学校に行きたい子どもたち-

▼時間
13:30~16:30

▼ お申込・詳細はこちらから
https://form.dr-seminar.jp/lps/asgzdk/kanagawald_summer2022_information

※特別支援教育士資格更新ポイント対象セミナーです

<講師からのメッセージ>
不登校は、わが国の学校精神保健における大きなテーマの一つです。不登校の相談では、保護者の方がよく口にされるのは、「何が原因なんでしょう?」「原因が分からない」という言葉です。何か問題と思われることがあると、私たちは原因を探ろうとします。原因が分かれば、そこに対応することで問題が解決すると考えるからです。不登校と因果関係があると判断される原因の代表はいじめですが、不登校を示している子どもたちの多くでは、明らかな原因が見つかることはありません。不登校を示している当の子どもたちでさえ、分からないというのがほとんどかと思います。

でも、子どもたちは学校に行けないことで苦しんでいることは確かです。不登校の子どもたちが、学校に行けないことで苦しむのは、学校に行かなければいけないというさまざまなプレッシャーが影響していることもあると思います。その他に、不登校の子どもたちの中には、元気に何も気にしないで学校に行きたいと思っている子どもたちも少なくないと感じています。学校に行きたいけど行けない、どうしてよいか分からないという思いの中で悩んでいるのかもしれません。

私たちは、学校に行かせたい、行って欲しいではなく、本当は行きたいのに行けないことで苦しんでいる子どもたちの気持ちにより添い、手助けをしてあげるという姿勢で子どもたちと向き合うことが大切ではないかと思っています。このセミナーでは、原因にとらわれず、今、何をするかという視点から不登校問題を考えていきたいと思います。

<担当講師>
宮本 信也 先生(白百合女子発達心理学科 教授・小児科医)

▼講師プロフィール
青森県弘前市出身。金沢大学医学部卒業。医学博士。自治医科大学小児科入局、同助手、講師、筑波大学心身障害学系助教授、教授、附属聴覚特別支援学校校長、附属特別支援教育研究センター長、副学長を経て、2018年4月より現職。専門は、発達行動小児科学。子ども虐待への対応、ASDへの対応、小児心身症への対応を中心とした臨床研究活動を展開。趣味は、山歩きと日本各地の銘酒巡り。『アスペルガー症候群・高機能自閉症の本-じょうずなつきあい方がわかる』(主婦の友社)等著書・論文多数。

開催期間 2022年7月30日(土)
開催地住所
会場 Zoom
参加費 3,000~4,500円(参加区分による)
開催情報HP https://form.dr-seminar.jp/lps/asgzdk/kanagawald_summer2022_information
主催者情報 神奈川県横浜市緑区十日市場町801-8
神奈川LD協会 研修会事務局
主催者HP http://www.246.ne.jp/~kanald/index.html
主催者メール kanald@246.ne.jp

研究会カレンダー

2024年4月
123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930
2024年5月
1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031
2024年6月
1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30
2024年7月
123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031
2024年8月
123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
2024年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930

雑誌『教育技術』各誌は刊行終了しました