2月6日（金）開催の研究会・研修会

全国小学校キャリア教育研究協議会のテーマである「なりたい自分につなげるキャリア教育の創造」を受け、本校では、『これからの時代を豊かに生きる力を育む「キャリア教育」の推進　〜「子ども主体の授業づくり」と「子ども主体の学校生活作り」を通して〜』をテーマとしました。ご多用とは存じますが、キャリア教育の充実を目指す皆様方に是非ご参会いただき、ご指導ご助言を賜りたくご案内申し上げます。

本年度は２月6日（金）・7日（土）の２日間を対面で開催し，授業公開と教科別協議会を通して，研究協議を深めていきたいと考えております。
２２本の公開授業では，この令和の時代に求められる教科学習のあり方について，各教科で研究を進めてきた授業づくりについて公開します。
教科別の協議会では，全国各地の先生より，これまでに積み上げてこられた研究の内容を発表していただきます。
２日目講演では，一般社団法人「こたえのない学校」より、藤原 さと 様にご登壇いただき，ご講話いただきます。

令和８年２月６日（金）　　１４：００　～　１６：３０　※１３：３０～受付開始

道徳科授業公開
２年４組 しごとをする　よろこび『森のゆうびんやさん』
４年２組 わかり合うことのむずかしさ『わたし、まちがってないよね』
６年３組 前向きに生きる心『生きることをあきらめない』

分科会・事後研究会

多数の皆様にご参会いただき、ご指導ご助言をいただきたくご案内申し上げます。

詳細は、本校ホームページ「2月6日研究発表会案内」よりご確認ください。

【講師】
西野章子（こども言語相談室cotocoto）

【対象年齢】
幼児～小学校低学年

【時間】
18：30～20：00

本年度の研究発表会は、２月６日（金）・７日（土）の２日間、対面で開催します。授業公開や分科会では、「学びを愉しむ子ども」の姿と、それを支える教師の工夫や支援の在り方をご覧いただきます。
　中央教育審議会の論点整理では、資質・能力の育成や探究的な学びの充実が示されており、本校の研究主題「学びを愉しむ子ども」とも重なり合う内容です。
　皆様からの御意見をいただきながら、これからの学びを一緒に描き、研究をさらに深めていきたいと考えています。
　２日目には、金沢学院大学教育学部 教授・多田孝志先生をお招きして、ご講演いただきます。

教育研究

本校では、教科学習において知を創造するためには、「経験」と「学問」を組み換えながら学習するプロセスが必要だと考えている。子どもたちは、概念や知識を累積的に学ぶのではなく、学問知と生活知の関係を調節し、組み換えつつ学ぶ存在であると捉えており、このようなサイクルが重要であると考えている。
そこで本校では、経験領域（異学年集団）を創設した。１つ目は多様な「ひと・もの・こと」と出合う経験を通して、学問につながる個の経験を豊かにする「はっけん」の時間である。この時間で獲得した生活知と教科学習における学問知を組み換えながら学習するプロセスを通して、知の創造を目指す。また、２つ目は「ちょうせん」の時間である。この時間は、実社会とつながるプロジェクト活動を通して、様々な達成感やうまくいかなさを味わう経験をする時間であり、生き方・在り方につながる個の経験を豊かにする。さらに「じぶん」の時間は、経験領域での質の高い経験をもとに、同学年集団で議論を深め、子どもたち自ら変容し、成長するプロセスを通して、価値の創造を目指す。経験と知、経験と価値を構造化した教育課程を実現することにより、「自律的に学ぶ力」「関わる力」「創造する力」を育成し、人格の完成を目指す
研究発表会では、このカリキュラムにおける「教科学習」、「じぶん」の時間、「はっけん」の時間、「ちょうせん」の時間の授業を公開し、分科会を行う。

講師として

佛教大学教育学部　客員教授　田中　耕治　先生
京都大学大学院　教育学研究科　准教授　石井　英真　先生
花園大学　学長　磯田　文雄　先生
東京家政大学　児童学部　教授　西野　真由美　先生
文教大学　教育学部　教授　中本　敬子　先生
京都女子大学　発達教育学部　教授　森　久佳　先生
花園大学　文学部　教授　木村　裕　先生
岡山大学　学術研究院　講師　宮本　勇一　先生
香川大学　教育学部　准教授　岡田　 涼　先生

をお招きし、指導をいただく予定。

○幼稚園：基調提案、公開保育、保育協議会
○小学校：基調提案、公開授業、授業協議会
○幼稚園・小学校共通：講演
演題　子どもの遊び・学びをそばで支える大人として大切にしたいこと
一般社団法人「教え方の学校」代表理事　渡辺　道治　先生

■今回取り上げる内容
　食物を取り込んだ後の、口腔・咽頭・食道期についてのお話が主になります。
・嚥下障害の基礎知識（ベッドサイドでの評価、VE/VF、段階的な食形態の変更について）
・病院での嚥下診療・リハビリテーション診療の流れ
・リスク管理の実情（気管切開や人工呼吸器・頸部の運動制限のある方に対応する際に必要　な医学的な知識）
・小児の嚥下（成人との違い、吸引圧やカニューレ等の気を付けるべき点）
・未熟児の哺乳開始（過敏になる前にできること）　　　　　など

【公開授業】１年２組　体育科「リレーあそび」　　　　３年３組　社会科「事故や事件を防ぐ」
　　　　　　５年１組　国語科「たがいの立場を明確にして、話し合おう」
【分科会】　低・中・高学年部会に分かれて
【全大会・講演】
「学習指導要領改訂の方向性とパフォーマンス課題のこれから」
　　ご講演　京都大学大学院教育学研究科　教　授　　西岡　加名恵　先生
　　　　　　京都大学大学院教育学研究科　教　授　　松下　佳代　　先生
　　　　　　京都大学大学院教育学研究科　准教授　　奥村　好美　　先生
教科領域の学習内容の着実な定着を基本としながら、「自ら学び高め合い 学びをよりよい生き方に生かそうとする子 の育成」という目標を達成するために、「日常生活や社会とのつながり」「永続的理解」「明確なシナリオと多様な表現」といった、「逆向き設計」論に基づく「パフォーマンス課題」の理念を取り入れて単元設計を行います。授業の詳細については、２次案内をお待ちください。