雨の日の楽しい教室遊びアイデア3つ
例年1か月半ほど続く梅雨。雨天の日は、校庭で鬼ごっこをしたり、遊具を使ったりできない日が続き、子どもたちの表情もどこか曇り気味になります。そこで、実際の学校現場で行われている、子どもも教師も笑顔になる、教室内でできる楽しい遊びをご紹介します。

目次
1.風船バレー
バレーの要領で、ボールを風船に替えて、うちわで打ち返します。

【用意するもの】
・風船
・うちわ(下敷きでもOK):参加人数分
・ひも(ポリエチレン製テープなど)
【手順】
1.風船をふくらます。
2.バレーのネットのようにひもで区切り、コートをつくる。子どもの背丈に合わせて、ひもの高さを調整する。
3.うちわを持ってチームに分かれ、コートに入りゲームスタート。相手から風船が返らなかったとき1点ゲット。3点とった方が勝ち。ルールは、何回以内で相手コートに戻す、や、床に落としたら相手チームに風船を渡すなど、自由に決められる。
ココがポイント!
「全員がうちわで風船に触ってから相手コートに返す」をルールにすると、上手な子だけでなく、みんなが風船に触れます。
2.小さいもの運びリレー
箸で小さいものを移動させるゲームです。すばやく正確に移動できることが勝負の決め手。

【用意するもの】
・大きめのビーズ(豆やペットボトルのふたでもOK):各グループ5個
・入れもの(ゼリーなどの容器や紙コップなどでもOK):各グループ2個
・箸:各グループ1膳
【手順】
1.1つの入れものにビーズをすべて入れる。1つは空のまま。
2.グループに分かれて一列に並び、最初の子はビーズ入りの入れものと箸をもち、2人目は空の入れものを持ちスタンバイする。
3.「ようい、はじめ」の合図で、一人目がビーズを箸で二人目の入れものに移す。
4.全部移し終わったら、選手交代。箸と入れものを隣に私ながら、順にビーズを移し替えていく。
5.グループ全員が移し終わるまでのタイムを競う。
ココがポイント!
リベンジ大会を予告すると、箸がうまく使えない子も家で練習するきっかけになります。割りばしや竹の丸箸などを使って、比べてみるのもおすすめです。