夏休み前や夏休み中に教師がやっておきたいこと

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教師の夏休み特集:研修活用・自己研鑽・過ごし方のヒント
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スムーズに二学期を始めるために、夏休み前や夏休み中に教師がやっておくとよいことを紹介します。

執筆/東京都公立小学校主任教諭・佐々木陽子

夏休み前や夏休み中に教師がやっておきたいこと 教師同士の話合い

学年の打ち合わせ日程

夏休みのスケジュールを学年で話し合い、お互いに都合のよい出勤日に学年会をします。

二学期の見通しをもって、準備を進めておくと二学期がとてもスムーズです。夏休み中に話合いができない場合は、夏休み前に行います。

  • 遠足や社会科見学の実地踏査
  • 研究授業の話合い
  • 行事の打ち合わせ
  • 教材の注文
  • 各種の分担の確認

提出物分類カゴ

夏休み明けに子供たちが提出するものは、自分たちで分類して提出できるように、カゴを用意しておきます。

カゴの横に名簿を置き、提出したら自分でサインができるようにします。

提出物分類カゴ

宿題入れ袋

宿題はまとめて封筒に入れます。封筒の表には、宿題一覧表を貼ります。おうちの人に丸を付けてもらうなどの細かな注意事項も書いておきます。

・夏休みの最後に子供自身で提出物の確認をさせます。そのためにチェック欄を入れます。
・長い休み中に、登校時刻を忘れる子もいるので、日時や持ち物なども記入しておくと親切です。

宿題入れ袋

掲示物の説明表

あらかじめ二学期に掲示するものが決まっているのであれば、掲示物のことを説明する表を作っておくとよいでしょう。

掲示物の説明表

ドリルやスキルなどの注文

二学期に使用する教材について学年で話し合っておきます。一学期から継続して使用する教材も確認して注文をしておきましょう。

早めに注文して、二学期スタート前に学校に搬入してもらうように業者さんに連絡しておくと購入を忘れることもありません。

ただし、転出や転入の心配もあるかと思います。各学校の地域性を考えて、急な転出や転入が多い場合は、二学期になってから注文するほうがよいかもしれないですね。

プリント類の印刷

学期に習う学習問題や復習問題のプリントを、まとめて印刷しておくと二学期に楽です。宿題の音読カードや学習カードなど、使用するものが決まっていれば、時間にゆとりのある夏休みに準備しておきましょう。

プリントを印刷している教師

学年・学級だよりの作成

書く内容や分担が決まっているのであれば、夏休み前に依頼して原稿を仕上げてもらいます。

自分自身が担当であっても、原稿の起案ができなくなる可能性もあります。

休みに入ってしまうと、各職員も研修や旅行などでお互いに話す時間がなくなります。早めの準備を心がけましょう。

行事の準備

学芸会、運動会、音楽会、作品展など、二学期大きな行事がある学校がほとんどです。運動会のダンスの練習をしたり、学芸会の台本を収集したり、それぞれの行事に合わせて学年や学団の先生と準備を進めておきましょう。

ダンスの動画を見ている教師

教材研究

最近は便利になり、書店に足を運ばなくてもインターネットであらゆる情報を簡単にインプットできます。しかし、そのあらゆる情報を鵜呑みにして教材研究を進めるのではなく、基本は学習指導要領の指導事項との関連を押さえておくことが大切です。

逆にネットでしか本を買わない人も、時間に余裕があるこの時期に、書店に足を運び、パラパラと本をめくってみると、よき本との出合いがあるかもしれませんね。

イラスト/山本郁子

『教育技術 小三小四』2020年7/8月号より

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