全国学力・学習状況調査を生かして授業改善!
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「学力調査って面倒だなあ」「まだ学級の基盤づくりも不十分なのに……」など、年度はじめの慌ただしさに不安を抱えている先生方に朗報です! 毎年恒例の全国学力・学習状況調査を肯定的に捉え、授業改善に向けた検証改善サイクルの確立をめざしましょう。
執筆/福岡県公立小学校教諭・山崎邦彦

目次
授業改善に向けた年間スケジュール(例)
チェックと分析
1 解答(回答)用紙のチェック
まずは解答用紙をコピーし、無解答が目立つ問題や個人の解答の傾向を把握しましょう。場合によっては、児童質問紙の回答もコピーをしておくと実態把握に役立ちます。
2 調査問題のチェック
チェックといっても問題を確認するだけではありません。先生方も調査問題にチャレンジしましょう。確実に児童理解につながります。また、問題に触れ、出題者の意図や問題の傾向を考え、授業改善に役立てましょう。
3 採点結果の分析
解答例を手がかりに、解答用紙のコピーを採点しましょう。正答の傾向や誤答の種類、個に応じたつまずきを明らかにし、授業改善へつなげます。
児童数にもよりますが、すべての問題を採点するのは非現実的な学校も多いと思います。学校の実情や課題により教科を絞って採点をしたり、問題を抽出して分析することも考えられます。
分析の詳細
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