YouTubeに学ぶ!新時代の授業術③効果音
最近Youtubeを見る機会が増えていませんか?それは子供たちも同じです。だからこそ、学校の授業にもYouTubeから学び活かせることがたくさんあります。教育技術本誌でもおなじみのトモ先生こと髙橋朋彦先生が、YouTube時代の子供たちに合わせた授業術をシリーズで紹介しています。第3回目は「効果音」の工夫についてです!
目次
YouTubeに引き付けられる理由は?
前回に引き続き、YouTubeから学ぶ、子供を引き付けるちょっとした工夫について、みなさんと共有していきたいと思います。
ユーチューバーの方々の話を聞いていると、思わず引き付けられますよね。
その方法をじっくりと観察してみたら、いろいろな方法が見つかったのですが、今回もその中の一つを紹介します。
効果音を使う!
今回紹介する方法は、「効果音を使う」です。
YouTubeを見ていると、いろいろな効果音がありますよね。
たとえば、こんな感じです⋯ジャン!!
(効果音の3連発!ぜひ、動画で聞いてみてください!)
どうですか?なんか引き付けられませんか!?
やはり、効果音はとても有効だな、と思います。
そして、この効果音を話の中に織り交ぜていけば、子供を引き付けることにつながるのでは、と思っています。
授業中に効果音を付けるには!?
とは言っても、授業中に効果音を付けることは無理ですよね!?
なので、簡単にちょっと音を入れてみましょう! たとえば⋯
「それでは説明します!」(⋯パンッ!と1回手拍子)
でもよいですし、
「はい! みなさん、教科書を見てください。このページです。⋯バッ!!」
などでもよいですし、あるいは算数の時間だとして⋯
「問題⋯チャラン!!」
とかでもよいですし、
「ちょっとこっち見てー!」
(コンコンコン♪)
と、黒板を鳴らしてもよいですし、その場でいろいろな効果音を付けることができます!
教師の「話」だけではなく「効果音」を付けることによって、子供たちを話に引き付けることができます。
それだけでなく、授業も楽しい雰囲気になります!!
YouTubeを見ていると、効果音ってやっぱりすごいな!と思います。
私ももっと効果的になりそうな効果音を、これからも探して授業に活かしていきたいと思います!
それでは、みなさんの学級が素敵な一年になることを願っています!
バイバイ!
髙橋朋彦●1983年千葉県生まれ。第55回わたしの教育記録特別賞を受賞。教育サークル「スイッチオン」「バラスーシ研究会」に所属。共著に『授業の腕をあげるちょこっとスキル』『学級づくりに自信がもてるちょこっとスキル』(共に、明治図書出版)がある。算数と学級経営を中心に研究中。
Twitterアカウントは @tomotomoteacher https://twitter.com/tomotomoteacher
トモ先生のインスタ https://www.instagram.com/tomotomotea/
トモ先生のnote https://note.com/tomotomo777