プールで楽しく水慣れできる「動物ものまね」7つ【動画】
低学年の水遊びや中高学年の水泳指導で、水に入るのに抵抗のある子供たちは少なくありませんが、どうすれば水に慣れて楽しんでもらえるでしょうか?今回は、おなじみ佐々木陽子先生が、プールで子供たちに楽しく水慣れしてもらうための指導アイデアを紹介します。
目次
楽しく水慣れ!動物モノマネをしてみよう
今日はこのまま海水浴に行きたい気分!ですが、低学年では水遊び、中学年・高学年では水泳指導の「水慣れ」についての情報を紹介します。
特に低学年では、水の中に入ることに抵抗がある子もいます。
ですので、生き物になりきったり、モノマネをしながら水に慣れ、「水遊びって楽しいな!」と思ってもらえるような活動を取り入れていきましょう。
プールの中だけではなく、体育館や校庭でも取り入れることができますよ!
子供たちが盛り上がる生き物変身シリーズ7選!
参上!!
ということで、体育館にやってまいりました!
プールサイドだけではなく、体育館で体操としてできる、生き物のモノマネ変身シリーズを紹介します。
1. フラミンゴ
1つ目は、フラミンゴです。
片足だけ上げて立ちます。
ちょっと揺れますが頑張ってこの姿勢を保ちます。
2. カンガルー
続いて2つ目は、カンガルーです。
その場でジャンプ!
カンガルージャンプ!!でジャンプします。
3. タコ
3つ目は、タコさんです。
水面までしゃがみ、あごの先まで浸かったら⋯
手だけをユラユラユラユラ⋯タコのようにグニャグニャ動かしてみてください。
体育館でも同じです。
指先までグニャグニャして、タコさんに変身!
4. クラゲ
続いて4つ目は、クラゲです。
もし、プールであれば、水面に顔をつけられる子はつけて、両手をだら〜んとして力を抜きます。
体が浮くとよいですが、ここは子供たちにまかせます。
5. ヒトデ
続いて5つ目、今度はヒトデです。
大の字になります。
水面に浮いて大の字になりますが、できない子はその場で立ったまま大の字になります。
浮けなくても、できる子は顔を水につけます。
6. カニ
続いて6つ目は、カニさん!
「バブリング」をします。
水中で鼻と口からブクブクと息を吐き出します。
鼻まで潜って両手をチョキチョキ、ピースサインです。
息を吸ったら、次は水の中に顔を半分つけて、鼻と口から息を吐き出します。
ブクブクブク⋯
体育館で体操として行うときには、「屈伸〜!」と言って、この体勢のまま屈伸します。
カニさんに変身です!
7. ぞう
そして最後、7つ目は、ぞうさんです!
ぞうさんはお鼻が長いので、「パオー! パオー!」と言って片手を振り、
このような感じで水しぶきを上げてください。
体育館では、このまま「ぞうさんだよ!」と言って、手を振るだけで結構です。
これが水かけになって、プールの中では子供たち、とっても喜びます!!
生き物の変身シリーズ、どんどん試してやってみてください!
それでは、また!
(楽しい夏をお過ごしください!)
小学校教諭。著書に『クラスがまとまる!小学1年生学級づくりのコツ』(ナツメ社)、『子どもの心をガッチリつかむ!とっておきの教室トーク&学級経営ネタ60』(明治図書出版)ほか。一児の母。