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一年生担任が決まってから入学式前日までの仕事フローは3段階で考える

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入学式特集:挨拶文例、式の準備から学級開きまで
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卒業式が終われば、入学式の準備一色になります。意外と短期間で進めなくてはならない入学式準備について、三段階に分けて進める方法を解説します。各段階のチェックリストを参考にしてください。

執筆/北海道公立小学校・戸来友美

入学式イメージ
撮影/金川秀人

学年団の担任たちで進行状況を確認し合う

入学式の提案は、1月の職員会議で行われます。しかし、卒業式まで具体的に動きません。入学式の準備期間は思いの外少ないものです。入学式は全職員で担当を決めて、取り組むことと思います。単学級でなければ、学年団の担任たちで共通理解を図りながら協力して取り組むことでしょう。そこで、入学式を迎えるために、やるべきことを職員室の自分の机に貼り、進行状況をチェックし合うことをお勧めします。

その一 一年生の担任と決まったら

□入学式実施案の確認
□学級編成の確認
□子どもの名前の確認(漢字の読み方、ふりがな、名字の変更)
□保育所・幼稚園との引継ぎ

一年生の担任と決まったら、担当の係と協力して、どのような子どもたちが新入生として入学するのかを把握しなくてはいけません。引き継ぎは、送り出すほうと迎え入れるほうで話し合える大切な機会です。

特に気になる子については、しっかりと話を聞いておきたいものです。幼稚園・保育所ではどのような配慮をしていたかを知ることは大切です。その配慮を小学校ではどのような形で行えるのかと考えておくと、その子に合った対応を取りやすくなります。また、入学する子どもの性格、家庭の様子、健康上のことなど、入学後にわかることかもしれませんが、事前に聞くことで準備がしやすくなります。

その後、この引き継ぎを元に担当が学級編成をすることになるでしょう。出会ったことのない子たちをどのように編成するのか、子どもたちの関係性のほかに、保護者同士の関係性も確認しておくことが必要になります。

気になる子の引継ぎイメージイラスト

その二 4月に入ったら

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