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アセスメントって何? ~子どもや学級の理解をすすめて、適切な指導と援助の方策を考えよう!~

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現場でよく聞く「アセスメント」という言葉。知ってはいるけれど、「なんとなく」の先生も多いのでは? 実は、毎日の教育活動そのものがアセスメントの機会で、意識せずとも先生方は日常的にアセスメントをしているのです!今回は、子どもや学級の理解に生かす、小学校の教師が行うアセスメントについてまとめました。

【連載】ストレスフリーの教室をめざして #27

執筆/埼玉県公立小学校教諭・春日智稀

アセスメントって?

直訳すると、「評価・査定」などの言葉が出てきます。教育の現場では、「見立て(こうではないか?)」と訳した方がなじみやすいかもしれません。ちなみに学校心理学という学問では、心理教育的アセスメントとして「援助の対象についての情報の収集、分析、意味づけを通して、心理教育的援助サービスに関わる意思決定のための資料を作成するプロセスのこと」と定義されています。つまり、子どもや学級を理解し、指導・援助するための作戦を考えていく過程のことだと理解していただければよいかと思います。

アセスメントは誰がやるためのもの?

アセスメントと聞くと、例えばスクールカウンセラーや臨床心理士など、心理の専門家が行うカウンセリングや心理検査によって得られる見立てのことをイメージする方が多いようです。もちろんこうした専門家が行うアセスメントもありますが、私たち教師が行うアセスメントもあります。むしろ、私たち教師が行うアセスメントの機会が圧倒的に多いことを覚えておきましょう。

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