体を動かす室内遊び&ゲームおすすめ5選!少人数でもOK
外で思い切り遊べなかったり、体調不良で欠席者が増えたりする寒い季節、子供たちはストレスがたまりがちに。そんなときにうってつけの、少人数でも楽しめる室内遊びを紹介します。体を使った遊びで、ストレスを解消! 運動が苦手な子も笑顔になるユニークな遊びで、心と体をほぐしましょう。みんなで楽しく遊べば、きっとクラスがまとまります。
【監修】
東京都公立小学校教諭 御法川亜樹
東京都公立小学校教諭 小野田有希
目次
ハイ、ポーズ!
【用意するもの】
特になし
【手順】
①各班でお題を決める。(例 徒競走)
②出題する班の子たちが前に出てきて、それぞれお題を表現する。(走っているシーン、ゴールで競り合っているシーンなど、静止した状態を表現)
③みんなは、何をしているところか、当てる。
なかなか正解が出ないようなら、静止画の状態から動画に変更します。動きを見せることで、答えが分かりやすくなります。
拍手リレー
【用意するもの】
ストップウォッチ(時計でもOK)
【手順】
①1列8〜10人の列(横並び)をつくる。
②リレーをする列に向けて、「よーい、スタート」と合図する。
③一番先頭の子供が手を叩いたら、2番目の子供がすばやく手を叩く。
④3番目、4番目…も同様に手を叩き、最後の子供が手を叩き終わるまでの時間を計る。
クラス全員が一列になって楽しむアレンジもおすすめ。「本日のタイム」を記録して記録更新をねらう、学年のクラス対抗でタイムを競うなどの楽しみ方もできます。
お宝探しゲーム
【用意するもの】
ふせん(4人の班なら4枚)
【手順】
①出題する班の子供たちは、お宝(ふせん)を教室内のものに貼る。(他の子は、目をつぶって待つ)
②出題班が「宝探しゲーム、スタート!」と合図し、みんながお宝を探し始める。
③1分間でゲーム終了。お宝を発見した人に拍手を送る。
ふせんを貼るのは、私物ではなく、カーテンや机、学級文庫の本などの共有物に限ります。ふせんが見付かるまでのタイムを競う(なるべく見付からない出題班が勝ち)など、ルールをアレンジしても楽しめます。
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つなげて!パイプライン
【用意するもの】
・パイプ(トイレットペーパーの芯を縦に2分割したもの)一人2個×クラスの人数分
※または1班分(4人の班なら8個)を順番に使う。
・ピンポン玉(ビー玉などでもOK)
・ゴール用の入れ物(箱、水彩バケツなど)
・ストップウォッチ(時計でもOK)
【手順】
①班ごとに1列に並び、パイプがつながるようにする。
②「よーい、スタート」の合図で、先頭の子供は、パイプを通じてピンポン玉を2番目の子供に渡す。
③2番目から3番目、3番目からアンカーまで、順々にピンポン玉をリレーする。
④アンカーが、ゴール(箱や水彩バケツ)にピンポン玉を入れるまでの時間を計る。
2班で競うアレンジの他、全員で一列に並んで長いリレーに挑戦するアレンジも盛り上がります。紙やガムテープを丸めたでこぼこのボールを使うのも楽しいでしょう。
こっそり忍者ゲーム
【用意するもの】
・洗濯ばさみ 一人2~3個×クラスの人数分
・ストップウォッチ(時計でもOK)
【手順】
①クラス全員が、洗濯ばさみを持つ。
②「よーい、スタート」の合図で、お互いの服に洗濯ばさみを付け合う。
③自分に付けられた洗濯ばさみに気付いたら、それを取って、友達に洗濯ばさみを付ける。
④1分間で終了。洗濯ばさみが少ない子を「優秀忍者」に認定する。
色や形状、大きさが異なる洗濯ばさみを使うアレンジもおすすめ。ゲームを始める前に「今日のラッキー洗濯ばさみ」を決めておき、最終的にそれを付けられた子が「人気者」というルールでも楽しめます。
取材・文/ひだいますみ
イラスト/きつまき
『教育技術 小三小四』2019年12月号より