都道府県章カードで都道府県に関心を寄せる! <ダウンロードOKワークシート>福山憲市の時短学習のススメ⑱
今回は、じゃんけんして都道府県章のカードを合わせるという勝負です。都道府県章カードは2枚あり、1枚は手元に、もう1枚は場に置きます。じゃんけんに勝ったらカードをめくり、都道府県が合ったら場に出せるという学習です。都道府県章に目を向けることによって、都道府県への関心がぐんと高くなります。
執筆・イラスト/福山憲市
元山口県教員、響師・響志の会主宰、教師歴38年。学び集団ふくの会・ミスを活かす子供たちを育てる研究会主宰。『作文指導のネタ事典』『自主学習システム&ノート作成法』(明治図書出版)など著書多数。
都道府県章で47都道府県に目が向く!
今回は、47都道府県の都道府県章カード(ダウンロードカードは全都道府県ではありません)です。
都道府県章に目を向けることで、47都道府県を自然と覚えてしまいます。
対戦は、3人から4人で行います。まずは、Aのカードを配ります。Bのカードは、裏にして、場に広げます。じゃんけんをして、Bのカードを表にする順番を決めます。
Bのカードを表にして、自分が持っているAのカードと同じ都道府県のカードだったら、Bのカードをゲットして、AとBをセットにして、場に出します。
もし、自分の手元のAのカードと一致するものでなければ、Bのカードは、また裏返しにします。早く手元のAカードがなくなった人が勝ちです。
ただし、制限時間は7分です。7分経ってもAカードを持っていたら、引き分けです。
この47都道府県章カード遊びの後は、3問ほど「都道府県章問題」を出します。
どの都道府県のマークかを当てるのです。もちろん、教え合いOKです。制限時間は10秒です。教え合いがあるので、全員が確実に答えることができます。その姿をしっかりと認めて、褒めます。
こういう場を経験すると、自学ノートに47都道府県のニュースを書いてくる子が増えます。なかには、新聞などを切りぬいて、47都道府県ニュースの特集を組む子も出てきます。
知的学級掲示コーナーに貼ると、すぐに波及して、多くの子がよいものまねをして、取り組み始めます。
ニュースへの関心度がアップし、学びが深化します。お試しを。
<ダウンロード資料>
(ダウンロードができるカードの中に、白紙のカードがあります。それを活用してカードを作ってチャレンジしてください)。
プリントは、以下より小学館ID(登録無料)でログインすると、ダウンロードできます。
構成/浅原孝子