9月開催オンライン講座「愛着障害のこどもを育てるアプローチ」全2回(講師:米澤好史×川上康則×藤原友和)のお知らせ

近年、教育現場での認知が進み、対応の重要性が論じられることが多い「愛着障害」のこどもたち。「学級崩壊の原因となる」「対教師暴力につながる」「発達障害と混同して投薬してしまう」…等々、深刻かつ切実な課題をはらんでおり、現場としては「どんな情報でも学びたい」という状況が続いています。

そこで今回は、愛着障害研究の第一人者・米澤好史教授に加え、学校現場代表として、川上康則先生と藤原友和先生をお招きし、愛着障害についての全2回の講座をオンラインで開催します。

第1回で愛着障害に関する基礎知識と現場の課題を整理、第2回でチーム対応を含めた具体的なアプローチについて考えていきます。

研究、特別支援教育の現場、通常学級の現場、それぞれの視点がクロスする刺激的かつ実用的な学びの場となります。夏休み明けの正念場に向けて、ぜひ一緒に学びましょう。

【イベント名称】
【小学館せんせいゼミナール】愛着障害のこどもを育てるアプローチ 教育現場で何ができるのか(全2回)

【開催日時】

第1回:2023年9月2日(土)19:30~21:30
「愛着障害のこどもたち、知るべきことと課題の整理」(論点整理編)

第2回:2023年9月9日(土)19:30~21:30
「愛着障害のこどもたちを幸せにするアプローチ」(実践編)

【講師】
米澤好史 先生(和歌山大学教育学部教授)
川上康則 先生(東京都杉並区立済美養護学校教諭)
藤原友和 先生(北海道公立小学校教諭)

ファシリテーション・グラフィック:小林雅哉 先生(北海道公立小学校教諭)

【対象】
全国の学校の先生方、保護者の皆様、教育関係者の皆様

【参加費】
2回セット 5,500円(税込)

※2週間の見逃し配信あり
※2回セットでのお申し込みのみ。各回ごとの分売はしておりません。

なお複数人で参加される場合も、参加される方おひとりずつ個別にお申し込みください。複数人分をまとめてお申し込みご希望の場合は senseiseminar@shogakukan.co.jp までメールでお知らせください。

【プログラム予定】

第1回9月2日)

19:30~19:35
趣旨説明、スケジュール説明

19:35~20:05
米澤好史先生 講座「対応を間違えないための最新知識」

20:05~20:35 
川上康則先生 講座「現場からの問題提起と支援の実際~特別支援教育の視点から~」

20:35~21:05
藤原友和先生 講座「現場からの問題提起と対応の実際~通常学級担任の視点から~」

21:05~21:30  
鼎談 米澤好史先生×川上康則先生×藤原友和先生 「愛着障害のこどもたちを幸せにするアプローチ」

第2回(9月9日)

19:30~19:35
趣旨説明、スケジュール説明

19:35~20:05     
米澤好史先生 講座「愛着障害の修復、具体的なアプローチを考える」

20:05~20:25
川上康則先生 講座「言葉や行動に振り回されないためのポイント」

20:25~20:45
藤原友和先生 講座「チーム対応のポイントと実際」

20:45~21:30  
鼎談 米澤好史先生×川上康則先生×藤原友和先生 「エピソードから考える学年・学校チームでの対応」

※リアルタイムで書き込んでいただいた参加者からのご質問にも時間の許す限りお答えいただきます。

【講師プロフィール】

米澤好史(よねざわ・よしふみ)
和歌山大学教育学部教授。臨床発達心理学・実践教育心理学が専門。臨床発達心理士スーパーバイザー、学校心理士スーパーバイザー、上級教育カウンセラー、ガイダンスカウンセラー・スーパーバイザー。日本教育カウンセリング学会理事、日本教育実践学会理事。著書に「愛着障害は何歳からでも必ず修復できる」(合同出版)等、多数。

川上康則(かわかみ・やすのり)
1974年東京都生まれ。公認心理師、臨床発達心理士、特別支援教育士スーパーバイザー。今一番注目度の高い特別支援教育の実践者。著書は「こんなときどうする?ストーリーでわかる特別支援教育の実践」(学研プラス)、「教室マルトリートメント」(東洋館出版社)ほか多数。

藤原友和(ふじわら・ともかず)
1977年北海道函館市生まれ。「ファシリテーション・グラフィック」を取り入れた実践研究に取り組む。函館市国語教育研究会、同道徳研究会、同生活科・総合的な学習教育研究会、同学校図書館研究会に所属。最近著は『オリジナル地域教材でつくる「本気!」の道徳授業』(小学館)。教育情報サイト「みんなの教育技術」にて「ChatGPTがもたらす 教育パラダイムシフト」を連載中。


【主催】
小学館 教育編集室/みんなの教育技術

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