子どもの多様性を認めるためには【菊池省三流「コミュニケーション科」の授業 #21】

教師と子ども、子ども同士のコミュニケーション不足こそ今の学校の大問題! 菊池省三先生が、1年間の見通しを持って個の確立した集団、考え続ける人間を育てる「コミュニケーション科」の授業の具体案と学校管理職の役割を提示します。
第21回「コミュニケーション科」の授業は、<子どもの多様性を認めるためには>です。
目次
「学校の良し悪しは、8割が校長で決まる」
「学校の良し悪しは、8割が校長で決まる」─全国の様々な学校に招かれるたびに、強く感じることです。
担任の個性を活かして学級経営を任せる、子どもたちの多様性を認め、どの子も居場所がある学校を目指している、子どもたちが意欲的に取り組める授業研究に力を入れ、“目の前の子ども” を学校運営の中心に置いている……。こうした学校づくりを目指している校長の学校は、教師も子どもも生き生きして活気があります。特別授業を行う際も、「自由発表をもっと活発化させたい」「子どもたちの『ほめ言葉のシャワー』を今よりもっと深めるためにはどうすればいいか、アドバイスをしてほしい」と、子どもたちの “今” の様子に応じた具体的なリクエストを受けます。

構成/関原美和子

菊池省三(きくち・しょうぞう)
教育実践研究家。
1959年、愛媛県生まれ。山口大学卒業後、北九州市の小学校教諭として崩壊した学級をこの20数年で次々と立て直し、その実践が注目を集める。2012年にはNHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』に出演、大反響を呼ぶ。教育実践サークル「菊池道場」主宰。『菊池先生の「ことばシャワー」の奇跡 生きる力がつく授業』(講談社)、『菊池省三流奇跡の学級づくり』(小学館)他著書多数。
