気がゆるむ危機月、学級で絆を深める!子供の心と体を育てる 「折々のレク&ゲーム」#07【中・高学年】

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子供の心と体を育てる「折々のレク&ゲーム」

今回のテーマは中・高学年のための「気がゆるむ危機月 学級で絆を深める」レク&ゲーム。学級に慣れてきたこの時期、トラブルが増える頃とも言われています。もう一度、学級の絆を深め、子供たちがもっと仲よくなれるレクを紹介します。クラスがまとまり、子供たちが学校に行きたくなる「レク&ゲーム」の連載7回目です。レク&ゲームは動画で分かりやすく、指導ポイントは授業者に話していただきます。
※動画の中で音声が途切れる箇所がありますが、それは、先生が子供の名前を呼んでいるシーンですので、消音してあります。ご了承ください。

監修/東京都公立小学校指導教諭・岩田純一(THE体育代表)、アップ研究会
授業者/東京都公立小学校指導教諭・岩田純一

レク1 フープDEバスケット


体を動かしながら、心も体もほぐし、みんなで楽しんで学級の子供たちの絆を深める。


フープ(赤、青、黄、白、緑など) 人数分


 フープを一人一つ持ちます。フープを床に置き、フープの輪の中に入って、立ちます。

 ルールは「フルーツバスケット」の要領と同じ。最初はフープに入っていない教師がお題を出します。例えば、「青いフープ」と言ったら青いフープに入っている子が違うフープへ移動。お題を言った子もどこかのフープへ入ります。移動するときに、子供たちがぶつかる危険性があるため、気を付けるように伝えましょう。
 フープに入れなかった子が次のお題を出します。「フープDEバスケット」と言ったら、全員が移動します。

<活動の動画はこちら>

岩田先生からの<ポイント&留意点>

レク2 たまごを守れ


大逆転がある遊びなので、最後まで誰が勝つかが分からないドキドキ感を味わえる。遊びをアレンジでき、工夫する力を育てる。


紅白玉 多数
長縄 多数
ケンケンパのリング 多数


 1チーム6人程度に分かれます。長縄を置いて四角いコートを作り、多数の紅白玉をコート内に入れます。
 リーダー(カラス)一人は、コート内に入ります。他の子たちはコートの外に立ち、コート内にある紅白玉(たまご)を取って、コートの外に置いたケンケンパのリング(巣)の中に入れます。
 たまごを取りに行く際、カラスにタッチされたらカラスと交代。巣の中のたまごは、タッチした人に引き継がれます。  
 最後のたまごを取り出されときにカラスだった子が負け。たまごの数が多い子が勝ち。

<活動の動画はこちら>

岩田先生からの<ポイント&留意点>

レク3 なべなべそこぬけ


少ない人数から多い人数まで遊ぶことができる。成功していくたびにみんなで喜び合うことができ、達成感、一体感が味わえる。子供の好きなリズム遊びをしながら、友達との絆を実感できる。


なし


 最初は少人数の3人程度から始めます。3人ずつのグループに分かれ、3人が手をつないで内向きの円になります。
 童歌『なべなべそこぬけ』を体でリズムをとりながら歌った後、3人が内向きの円から、両手を離さないようにして、背中合わせの円になります。また同じように歌った後、両手を離さないようにして、元の内向きの円に戻ります。
 成功したら、みんなで喜び合います。
 みんなでコツを共有します。
 3人から6人に人数を増やして同じように行います。
 最初に6人までを行い、別のレクを行ってから、人数を増やし、最後に学級全員でチャレンジしましょう。

<活動の動画はこちら>

岩田先生からの<ポイント&留意点>

取材・文・構成/浅原孝子 撮影/北村瑞斗

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