【ギモン34】教員採用試験って、どんな試験?
どうしても教師になりたいのですが、試験の内容や倍率がよくわかりません。地域によって、試験の仕方も違うようで……教師になれるか不安です。
教育実習完璧ガイド
STEP-6
教員採用試験に向けて
教員採用試験は、年度や地域、校種、教科によって倍率が異なります。試験の内容を知って、早めに少しずつ準備を始めれば、自ずと教師への道は開かれるでしょう。
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目次
これが基本とポイント
まずは、試験を受ける自治体の試験科目や倍率などを把握しておきましょう。試験内容は自治体によって異なりますが、教職教養、一般教養、論文、面接などは、ほぼ共通してどこの自治体でも行われている試験内容です。試験準備は、2年次くらいから一般教養などの問題集を購入し、少しずつ始めるとよいでしょう。
自分がどこの自治体(都道府県・市)で教員になりたいか、校種は何かなどを、できるだけ早い段階で決めておくことが大事です。例えば、東京都の場合、中学校と高校共通での採用を行っているため、高校と中学の両方の免許状が必要になり、試験の内容も中高を兼ねた内容になります。
教員採用試験の概要
教員採用試験のスケジュール
●5月~6月
願書提出
●7月上旬~下旬
一次試験…筆記試験(教職教養、一般教養、専門教養、小論文など)・面接・適性検査・実技
●8月上旬~下旬
二次試験…筆記試験(小論文)・実技・適性検査
●9月上旬~10月下旬
二次試験結果発表
●1月末~3月下旬
教育委員会、各学校での面接
●4月
赴任! 新任教師誕生!!
教員採用試験に合格しても即採用ではありません。合格すると「採用予定候補者」として登録され、その後、学校や教育委員会の面接を経て採用となります。期限付きや補欠でなければ採用される可能性は高いですが、100%ではありません。
試験内容
教職教養、一般教養、一般常識、専門教養、志望する教科の内容、小論文、面接、実技、適性検査など(→試験の詳しい内容について、くわしくはコチラ) 。
※私立学校の場合は私学適性検査などを経て、教員になります(→私学適性検査について、くわしくはコチラ)。
最近では人物重視の試験が行われています。このため、一次の筆記試験では多めに合格者を出し、二次試験の面接や模擬授業などで絞り込む傾向にあります。
まずは情報収集しよう
教員採用試験については、インターネットでくわしい内容を調べるのが便利です。大学のキャリアセンターなども利用して、情報を集めましょう。
イラスト/タバタノリコ
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