3密を避けた体育・音楽授業の工夫

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コロナ禍の中、インフルエンザなどの感染症も流行し始める時期で、見通しも立てづらいことでしょう。できること、できないことと分けるのではなく、「この状況下での工夫」を考えて、学習を計画しましょう。ここでは、体育・音楽のアイデアを紹介します。

執筆/神奈川県公立小学校教諭・藤井 翼

11月の体育・音楽の工夫

体育科

あるものを、工夫して

運動遊びを新しく考えるのは難しいので、既存の活動のルールを工夫してみましょう。3密を防ぎつつ、子供たちが体を動かすよさや楽しさを感じられるとよいですね。

〈例〉ロング尻尾取り

尻尾取りをする際は、短いものを使いますが、地面について引きずるぐらいの長い尻尾を使います。すると、足で踏んで取ることができるようになります。密になることを避けられるだけでなく、遠くからも尻尾を取ることができるので、尻尾を取られないように、どう動くか考えることができます。

ロング尻尾取り
尻尾が絡まらないように、気を付けましょう。ナイロンのテープなどだと絡まりにくいです。

音楽科

鑑賞するときは体を大きく使って

楽曲から感じ取ったことを言葉で表現する活動は、低学年では難しい場合もあります。絵で表したり、身体表現をしたり、さまざまな方法で表現するようにしましょう。

体育館でスペースを広く使うことで、3密を防ぐことができ、子供たちのストレスの発散にもつながります。曲想によってスカーフなどの道具を扱うことで、表現に幅が生まれます。

音楽づくりは音にこだわって

リコーダーや鍵盤ハーモニカではなく、打楽器を使い、一つのテーマを表現しましょう。

〈テーマの例〉 風、星、川、雨 など

打楽器は、鳴らす場所(タンバリンであれば、枠の部分や皮の部分)や、叩くもの(マレットやスティック、手など)、演奏のしかたで音色が変わります。子供たち一人ひとりが、自分のイメージに合った音色を出せるように、こだわりをもって活動できるとよいですね。 

また、グループで合わせると、距離を取っていても音の重なりを感じることができます。このような時期だからこそ、友達と合わせるよさ、心地よさを感じられるとよいでしょう。

合奏の様子

イラスト/佐藤雅枝

『教育技術 小一小二』2020年11月号より

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