「マスコミが学校をネガティブに取り上げるのが嫌い」という不満にぬまっちは?|沼田晶弘の「教えて、ぬまっち!」

子供たちのやる気を引き出すユニークな実践が話題の「ぬまっち」こと、沼田晶弘先生 。今回は、「マスコミが常に教育現場に対してネガティブな取り上げ方をしているように感じる」という先生の不満に対し、ぬまっちの考えを聞いていみました。

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ネガティブなニュースが多いのは教育現場だけとは限らない
とんでもない学校や先生のことがニュースになることはあるよね。ボクも正直ニュースを観て、「そんな酷いことをうちの学校でやったらアウトだよ」ってびっくりすることもある。
確かにマスコミが学校や教師のネガティブなところばかりを取り上げているようにも見えるかもしれないけれど、「ありえない」ことがまかり通ってしまっている事実もあるんじゃないかな。
もちろんすべてが本当なのかどうかはわからないし、背景もよく調べてみないとよくわからないことは多い。でもネガティブなニュースが多いのは教育現場に関するニュースに限ったことではないと思う。
自分自身の働く姿勢を見直すことも大事
それに、マスコミの取り上げ方が変わったらといって、何かが変わるわけではないと思うんだよね。なにもかも周囲のせいにするのはおかしいと思うし、自分にできることは何かなと考えることが大事。
例えば、
・自分自身が常にポジティブな姿勢で仕事をしているか?
・がんばっている他の先生を認めたり、励ましているか?
・保護者や子供たちがマスコミの情報を鵜呑みにせず、教師や学校を信頼してくれるような関係性を築けているか。
など、まずは自分自身の姿勢や活動を見直し、自分たちでポジティブな環境をつくり上げる必要があると思う。