アイデアいっぱい! 夏休みの作品発表会の工夫
夏休みだからこそ取り組めた自由研究や作品は多いはず。作品発表会では、作品のよさや作品作りに取り組んだ子供たちの努力などが、十分に伝わるように工夫してみましょう。
執筆/東京都公立小学校主任教諭・栁生実華

目次
作品紹介カードをつくろう!
自由研究や工作など、夏休みに子供たちががんばって仕上げた作品を紹介するカードを準備しましょう。学年やクラス、名前はもちろんですが、作品作りにあたって工夫したこと、クラスの友達やお家の人からの一言なども入れてもよいですね。

会場づくりの工夫
各教室の廊下に展示する学校もあれば、会議室などの部屋を使って展示するなど、学校によって展示する場所はさまざまでしょう。
しかし、どの学年がどの場所に展示されているのか、しっかりと分かりやすくしておくことが大切です。
場所が決まったら、ハンガーにかけて展示するもの、壁にかけて展示するものなど、作品のよさがより伝わる方法を考えて展示するとよいでしょう。
また、じっくりと鑑賞するために、自由研究コーナーでは椅子などを設置するのもよいですね。
ただし、今年度は新型コロナウイルス感染症予防対策として、「作品に触れない」「作品鑑賞の後は、必ず手洗いをしましょう」などの掲示を必要に応じて行うことが必要です。安心して鑑賞できる環境を整えましょう。