「子供を見る」って何を見る?
長期休み明けは、子供たちの状態をよく見ることが重要です。その際、何を見るのか、なんのために見るのか、目的に合わせて見方を変えるとより効果的です。目的に合わせた「子供の見方」6パターンを解説します。
執筆/東京都公立小学校主任教諭・小倉さえ子

目次
Ⅰ 全体を見回す
- 欠席児童の確認
- 全員の学習準備は整っているか
視野を広く、中央に顔を向けます。左(右)から右(左)へと一方向に全体を見回します。一日のはじめや授業のはじめなどに全体を見て、人数確認や安全確認などをするときにおすすめ。
Ⅱ 全員を見る①
一人ひとりに視線を向けて確認していきます。視線はコの字やZ型に流します。
- 健康観察
- 教科書の開いているページの確認
顔色が悪い・表情が暗いなどの子供に気付けたり、教科書は持っていても違うページを見ていたりする子供に素早く対応できます。
