二学期の学級目標をつくる上で大切にしたいこと

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夏休みあけの学級経営リスタート特集

二学期の学級目標のポイントをつくるうえでのポイントを紹介します。

執筆/東京都公立小学校教諭・谷平真佑子

二学期の学級目標のポイント
イラストAC

学級の基盤となる学級目標

学級目標は、子供たちの「こんなクラスにしたい」という思いからつくられます。学年の当初に一つつくったり、一年間の目標に向かって学期ごとにつくるクラスもあるでしょう。学期ごとにつくる場合、二学期の目標は、一学期の目標をふり返ったうえでつくることができるとよいでしょう。

子供たちの議論のうえでつくる

学級目標をつくるうえで、私が意識していることが二つあります。

  • 子供たち自身で考えること
  • 十分に話合いを重ねたうえで決めること

学期間の学級の基盤になるものなので、話合いを重ねたうえで考えさせたいと思っています。

話合いをするときには、子供たちが司会をしながら進めるのでもよいでしょうし、教師が質問しながらでもよいでしょう。子供たちの実態に合わせることが重要です。

どちらにしろ、まずはキーワードでも文章でもよいので、どのような学級にしたいかを挙げさせます。その後に併せられるものは合体させたり、子供たちの思いを基に議論したりしながら絞り込みます。

下の写真は、以前私が担任をもったクラスで子供たちと一緒に考えた学級目標です。

学級目標

このときは三つに絞られました。

一つ目、二つ目は抽象的な目標ですが、三つ目は「チャイム着席をしっかりして学習に取り組めるようにしたい」という子供たちの願いから生まれました。具体的な目標を入れられると、子供たちも目標に向かってがんばりやすいです。

このときは、できた目標を子供たちが一人一文字ずつ書いて完成させました。早く書けた子供やもう一つ書きたい子には、余っている文字を書かせたり絵を描かせたりしました。

他にも、文字は教師がパソコンで作り、子供たちには自分の似顔絵を描かせて文字の周りに貼ったこともありました。似顔絵や写真が貼られた目標も、見ていて楽しい気持ちになります。

教室内に掲示しよう

みんなで考えた学級目標は教室内に掲示して、いつでも学級目標を確認したり、意識したりできるようにしていきましょう。

視覚化することで、子供たち自ら意識し直すこともできますし、学級の雰囲気がよくなかったりうまくいっていないなと感じたりしたときに、みんなでそれを見て意識し直すこともできます。

掲示は前のほうだと学習中にも掲示が目に入り、気が散ってしまう子供もいるので、後ろのほうがよいでしょう。

『教育技術 小三小四』2020年9月号より

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