クラスで行うオリンピック「クラリンピック」をやってみよう!

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クラスで行うオリンピック「クラリンピック」を開催してみませんか?

執筆/福岡県公立小学校教諭・柳井文陽

クラリンピックをやってみよう!

クラリンピック開催!

クラスで行うオリンピック「クラリンピック」を開催してみましょう。

「クラリンピック」

学級会で話し合う

計画委員会を組織して学級会で話し合います。「何をするか(種目)」だけでなく、「どのような工夫をするか(旗づくり、ルールなど)」についても話し合うことで、互いに協力したり、相手を尊重したりする力を高めます。

学級会で話し合う

オリンピック精神に基づき「連帯感」「友情」「フェアプレー精神」を持ち、よりよいクラスになるように仕組み、オリンピックでやっているものをまねしてみると、オリンピック感がでます。話し合う前にはオリンピックがどのようなものなのか、パソコン室などで競技や歴史等を調べることで、そのイメージを膨らませることができます。

役割分担

学級会で決まったら、役割分担をして準備していきましょう。子供の準備状況をしっかり見て、褒めたりアドバイスをしたりすることで意欲が高まり、楽しみも増えます。

メダルや賞状づくり

メダルを用意すると、子供たちの意欲も高まります。

また、「頑張ったで賞」などの賞状があると、運動が苦手な子も楽しくできるでしょう。子供が手づくりすることで、さらに所属感や連帯感が高まります。

メダルをかけた子

クラスの旗づくり

オリンピックでは、様々な国の国旗がありますので、それを参考にクラスの旗をつくってみましょう。つくることで連帯感や所属感が高まります。

クラスの旗

聖火ランナーや旗の掲揚

運動場で聖火ランナーを決めて走りましょう。オリンピック感が出ます。

聖火ランナーの子

実践に当たって

「クラリンピック」は、クラスで行う「オリンピック」です。

根本精神は「連帯感」「友情」「フェアプレー精神」等です。

まずは教師が、いい動きをした子供を「ナイスプレー」と褒めたり、1位になれなかった子には「頑張ったね」と声をかけたりするなど、子供たちの努力や健闘を称えます。

そうすれば、子供たちにも自然にオリンピックに見られるような言葉かけや行為が見られるようになるでしょう。

「クラリンピック」の様子

振り返り

クラリンピックが終わったら、振り返りをしましょう。振り返りをすることで、今回の課題を次の活動につなげることができます。また、教師は、課題だけでなく、よかったところをしっかり褒め、子供たちの成就感を高めます。

振り返り

ボッチャ(パラリンピックの種目)に挑戦

ボッチャとは、目標となる白いボール(ジャックボール)に、赤や青それぞれ6球ずつのボールを投げるなどして、いかに近づけるかを競うスポーツです。

カーリングに近く、ルールも簡単です。子供にもわかりやすく楽しく行うことができます。

※詳しくは、公開されている「ボッチャガイド」(公益財団法人日本障がい者スポーツ協会)を参照してください。

やり方を工夫すると、さらに楽しみ方が広がります。

  1. 立ってやってみる
  2. 座ってやってみる
  3. 作戦会議をしよう
ボッチャの場
「次は相手のボールを外に出す作戦でいこう」

①〜③のように簡単なものから少しずつ難易度を上げていくことで、親しみを持ちながらゲームを楽しむことができます。ゲームをした後には、「実際にやってみてどうだったのか?」「どんなところが難しかったのか、楽しかったのか」を話し合わせます。

作戦を話し合う子たち

他の教科等の実践とつなぐことで、学習の効果が高まります。

社会科における国際理解の内容、道徳科の友情や信頼、総合的な学習の時間における福祉の内容等、本実践と関連する内容は多様にあります。

一つひとつの学習をばらばらにせず、関連のある学習として子供たちの意識をつないでいきましょう。

イラスト/菅原清貴

『教育技術 小五小六』2020年7/8月号より

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