【小一小二】楽しく日直の仕事をしてリーダーシップを育てよう
日直として、一日の生活を責任をもって仕切る経験が、子供のリーダーシップを育てます。また、役割を果たしている姿を友達に認められることは、自己有用感を味わうことにもつながります。どの子も必ず経験できるよさを生かして、一日のリーダーとして、低学年のうちから責任をもって活動をすることの大切さや楽しさを感じることができるようなものにしましょう。
執筆/神奈川県公立小学校教諭・藤井 翼

目次
楽しく活動できる工夫を
低学年のうちに「日直は楽しいもの、達成感のあるもの」という意識をもてるように工夫しましょう。
日直札
日直札を作って、黒板に掲示しておくとよいでしょう。日直札は、子供が各自、短冊に名前と絵をかいて作ります。

仕事確認表
子供が主体的に活動できるように、活動内容の確認表を作成しておきましょう。すべての札を変えると、メッセージが出たり絵が出たりすると、達成感にもつながります。

このような手立てによって、子供たちが日直の活動に進んで取り組めるようになります。
リーダーとしてのがんばりが認められる工夫を
一日のリーダーとして責任をもって活動した日直に対して、他の子供たちから認められる場面を意図的につくりましょう。そうすることで、集団の一員としての責任感や、日直の活動をするときの楽しさを感じることができます。