発表会や代表挨拶で緊張する子供を勇気付ける方法【動画】
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学芸会や学習発表会、始業式に卒業式⋯代表に選ばれて大勢の前で話をするとき、子供はとても緊張します! そんなとき、小学校の担任教師がしてあげられることはなんでしょうか? おなじみ佐々木陽子先生が、簡単で効果的に子供を勇気付けられる「魔法のアイテム」を紹介します。
目次
ドキドキ緊張している子供に先生からのプレゼント♪
学校行事で各学年から代表児童を選出して、大勢の前でお話をしてもらう、という機会があると思います。
始めの挨拶は1年生、終わりの挨拶は6年生、という学校行事の代表挨拶や、学期の始め、終わり、学芸会、学習発表会、音楽会⋯いろいろありますが、そんなとき、子供たちはとっても緊張します!
それはそうですよね。
教室だけではなく、広い体育館や校庭で全校のみなさんにお話を聞いてもらう、という場を設定してもらって話すので、それはもう、ドキドキです!
そういうときに担任教師ができること、それは「お守り」を用意することです!
この「お守り」をプレゼントするだけで、子供はとても安心して大勢の前でお話をすることができます。
「お守り」の作り方
作り方は簡単! まず、折り紙を用意します。
1. 伝えたい内容が書いてある原稿用紙を縮小コピーして、折り紙の裏に貼ります。
2. その折り紙を外おもてに半分に折り、それをコンパクトな三つ折りにします。
3. 「わ」を下にして上の角の2か所を斜めに折るだけで、お守りの形になります。
3. 「おまもり」と書いたシールを貼れば完成です。
「忘れたときにはその『おまもり』を開いて、見ながら読んでいいよ」ということにしておけば、子供も安心できます。これを渡すことによって、子供は勇気づけられて堂々と発表ができます!
安心材料を用意してあげましょう!
子供たちは事前にたくさん練習をするのですが、それでも緊張してしまうものです。
それに備えて、ポケットサイズの「お守り」を用意しましょう!!
中には原稿が貼ってあり、子供たちも安心して堂々と舞台の上で発表できますので、ぜひ、渡してあげてくださいね。
先生の愛情が詰まった「お守り」で勇気100倍! しかも、中身はカンニングペーパー!? 困ったときは見てもいい⋯逃げ場が用意されているとき、私たちは心配を乗り越えて強くなれるのかもしれませんね。簡単に作れるので、みなさんもクラスの子供たちにプレゼントしてみませんか?
小学校教諭。著書に『クラスがまとまる!小学1年生学級づくりのコツ』(ナツメ社)、『子どもの心をガッチリつかむ!とっておきの教室トーク&学級経営ネタ60』(明治図書出版)ほか。一児の母。