夏休み前に用意しておきたい!5つのモノ・コト【動画】

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となりの陽子先生:現場で口頭伝承される技をミニ動画でみんなにシェア

東京都公立小学校教諭

佐々木陽子

コロナ禍の影響で夏休みのスタートが遅くなり、今まさに準備をしているという先生も少なくないはず! そこにちょっと工夫をするだけで、夏休み明けがぐっと楽になります。そこでおなじみ佐々木陽子先生が、夏休み前に用意しておくとよい5つのものについてシェアします。

1. 宿題を入れる封筒と表紙(チェックリスト付き)

宿題を入れる封筒と、封筒に貼る表紙を用意しておきましょう! 夏休みの宿題やプリント類は、この封筒にひとまとめにしておきます。表紙にはチェックリストを作っておいて、子供たち自身が、やったか、やっていないかを確認できるようにしておきます。

忘れてしまう子もいるので、表紙の下の方には、2学期スタート時の時間割、持ち物、登校時間を書いておくと親切です!

済んだか否かを子供自身が確認
下の方には2学期はじめの時間割、持ち物も!

《ここクリックして「封筒と表紙」を別ウィンドウで開く》

2. 自由研究の感想カード

夏休み中にやった自由研究の感想カードは、2学期が始まってから書かせる学校も多いと思いますが、あらかじめ、夏休みの宿題として入れておきます。

これを宿題にして、2学期に持ってくるようにすると、作品と一緒にサッと掲示できるので、ぜひ、封筒の中に入れておきましょう!

2学期開始時作品と一緒にすぐ掲示できる

《ここをクリックして「夏休みの自由作品のカード」を別ウィンドウで開く》

3. 宿題の提出方法のシミュレーション

夏休み明けの宿題の出し方をシミュレーションしておくとよいです。

下の写真のようなカゴを用意しておき、何をどこに置いたらよいかや、出席番号順に出してほしいなど、提出の仕方を事前に伝えておくと、2学期のスタート時に子供たちがスムースに動けるようになるので、ぜひ、やっておきましょう!

予め伝えておくと2学期がスムーズにスタートできる!
クリックすると別ウィンドウが開きます

4. 座席に名札を貼っておく

座席に名札を貼っておきましょう! すでにクラスの机に名札があればよいのですが、無い場合は、そのまま夏休みに入ってしまうと、2学期に登校したとき自分の席を忘れて迷ってしまう子がいるからです。

私は、名札をマグネットシートで作っておいて、机に貼ったり、黒板に貼ったりできるようにしています。

そうすると、机に貼れるだけでなく、学習時に発言し黒板のところで考えを発表するときなどに、自分のマグネットシートを黒板にペタっと貼り、「これは私の考えです。」と言って使うことができます!

机でも黒板でも貼り付けて使えるマグネットシートはオススメです。

授業中子供が発言した形跡として黒板に貼れる
マグネットシートの名札なら、机にも黒板にも貼れる!

《ここをクリックして「マグネットシートの名札」を別ウィンドウで開く》

5. 夏休み中の活動場所とルートの確認

学校や都道府県によって違いがあると思いますが、プール指導や補充学習がある学校の場合は、場所とルートの確認が大切です。

夏休みに入る前に、使用する教室や集合場所、学校に来てから目的の場所に行くまでのルートを、必ず子供たちと確認しましょう! 特に、低学年の子は学校に来てから、「どこに行くんだっけ?」「どの場所だっけ?」と迷ってしまうので、必ず一緒に回って1つひとつ確認をしておくとよいです。

一緒に回って1つ1つ確認を!

いかがでしたか? 学期末、先生方はとても忙しくなりますが、ぜひ、夏休み明けが楽になる5つの準備をして、2学期をスムースに始められるとよいですね!



佐々木陽子先生
佐々木陽子先生

小学校教諭。著書に『クラスがまとまる!小学1年生学級づくりのコツ』(ナツメ社)、『子どもの心をガッチリつかむ!とっておきの教室トーク&学級経営ネタ60』(明治図書出版)ほか。一児の母。

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