学校が楽しみになる!国語クイズの面白演出ネタ【動画】

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奈良県公立小学校教諭

土作彰

今日は子供たちとの出会いに使える面白いネタのご紹介です。ツッチー先生こと土作彰先生が、あの手この手を使って、子供たちに「明日も学校に 行きたい!楽しい!」と言ってもらえる学級づくりの方法をご紹介します。

学校が楽しみになる出会いのネタをご紹介!

朝、学校に行って、まだ子供たちが来ていない教室へ行ったら問題を黒板に書きます。

問題:〇に当てはまる漢字一字は何でしょう。ヒントは生き物です。

そこで2つのことわざを紹介します。
1つ目は、〇の子は〇、何でしょう?
2つ目は、蛇ににらまれた〇、何でしょう?

「因みにこの3つの〇には、全て同じ漢字一字が入ります。」
こういう説明をしておきます。

黒板に問題が書いてあるところ

子供たちは朝来て「先生これなに? あ~、分かった!」など、いろいろな事を言います。
先生は決して答えを言いません。「朝、考えておいて~」と。

「じゃあ、先生は朝の打ち合わせに行ってくるから、君たち、後は考えておいてね」と言ってその場を去ります。

そうすると、教室に残された子供たちは読書をしながら、あるいは、朝の学習をしながらいろいろな事を考えています。

「これ、何?」
「あ、知っているよ! 聞いたことあるよ。」
「これはね~」

と言って、知っている子が友達に教えたり、あるいはいろんな辞典を使って漢字のことわざを調べたりして、子供たちは、あっという間に答えを突き止めてしまうでしょう。

答えは「蛙」です。

子供たちは、先生が来るまでの間に頭の中は蛙状態!
「絶対蛙だよ~!」と、いつでも来てくれ状態になっているはずです。

頭の中が蛙でいっぱいのイメージ

そこで、先生は次のようにして入って行きます。

蛙の被り物をかぶって「ここに入るのは私だ!」と言ってアピールします。もうこれで答えは完璧です。

「この答えが分かった人」と聞くと全員が手を上げてくれます。そして「全員で言ってみよう、さん、はい!『蛙』」と言ってもらいます。

そこで新しい漢字「蛙」を教えましょう。

蛙の被り物を被った土作先生

今度はこの漢字を〇に当てはめて読んでみます。

「蛙の子は蛙、さん、はい!」

『蛙の子は蛙』と言ってもらいます。次に「蛇ににらまれた蛙」も同様に先生が言った後に全員で言ってもらいます。

土作先生がみんなにことわざを言ってもらうように促しているところ
全員で言ってみよう!さん、はい!

子供たちはことわざの「蛙」と着ぐるみの「蛙」が頭の中で一つになって効果的に印象的にことわざを理解できるようになります。

因みにこの蛙の着ぐるみは6000円しました。6000円が一瞬で終わります。非常にコスパが悪いネタになります(笑)。

蛙の被り物の役割が一瞬で終わるイメージ

理想的なモデル

さて、授業中にこの問題分かる人?と言った時にし~んとしてしまって誰も手を上げる人がいない、間違いを恐れずに発言してほしいのに誰も発言してくれる子がいない、あるいは手を上げても自信無さそうにしている子がいる時は、次のように言いましょう。

「おい、君たちはなぜ元気に手を上げない? いいか! あの蛙さんを見ろ!」

と言って、蛙さんに注目させます。

席には凛々しく手を上げる蛙さんを置いておきます。このように理想的なモデルとして使えます。

凛々しく手を上げる蛙

今は通販でいろいろな動物の着ぐるみを購入することができます。安いものもあります。安いもので十分です。

蛙や、ウサギ、トラ、その都度ことわざによって動物を変えていくと、子供たちは楽しんでことわざや漢字の勉強につながっていきますし、こんな変な事をしてくれるおじさんのことを好きになってくれるでしょう?(笑)

変な先生、面白い先生のいる学校に明日も行こう!となってくれたら嬉しいですね。

あの手この手、いろいろなネタを使って、子供たちが「明日も行きたい! 楽しい!」と言ってもらえる、そんなクラス、学級を作っていきましょう。


土作彰教諭

土作彰(つちさくあきら)●1965年生まれ。奈良県公立小学校教諭。「学級づくり」改革セミナー主宰。『マンガでわかる 学級崩壊予防の極意: 子どもたちが自ら学ぶ学級づくり』(小学館)、『知っているだけで大違い!授業を創る知的ミニネタ45」(黎明書房)他多数。

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