休校あけの学級開きを盛り上げるびっくりマジック!【土作先生ミニネタ動画】
休校あけの学級開き、久しぶりに会えた子供たちに、先生からのとっておきのマジックで楽しんでもらいましょう! 教育技術動画に初登場のツッチー先生こと土作彰先生が、学級開きを盛り上げる面白ネタを紹介します。子供たちに「やっぱり学校っていいな!」「楽しいな!」と思ってもらって、いいスタートを切りましょう。
目次
色が変化する水!?
子供たちに水が入ったペットボトルを見せて、
「これは何色?」と聞きます。
子供たちは「透明!」と答えるでしょう。
そこですかさずツッコミ。
「透明って、色の名前かい?」
違いますね。
「透明」は、透き通り具合い。色の名前ではないということを教えます。
「これは、色が無いでしょ? だから、『無色』といいます」
色は「無色」。透き通り具合いは「透明」。「無色透明」。
「みんなで言ってみよう~!! 『無色透明』」
\\「無色透明」//
その後、おもむろにキャップを付けて…
ひたすら振ります!
するとなんと…!
赤くなりました!
子供たちはびっくり!
そしてタネあかしです。
キャップの裏に、絵の具が仕込んであったのです!
赤が好きなら赤を、青が好きなら青の絵の具を仕込んでください。
当たり前ですけどね(笑)。
水が消えた!?
さらに続きがありますよ。
子供たちに「これ、何ジュースに見える?」と質問しましょう。
いちご? りんご? アセロラかも?
いろいろな声が上がります。
続いて、「飲みたい人いますか?」と言ってみます。
「え~!? 絵の具だから飲めないよ!」
先生の無謀な提案に子供たちは大騒ぎ!
「そうだよね~。じゃあ、飲むことはできないから、かぶってくれる人いる?」
「やるやる~!」とノリのいいやんちゃな子供がいれば前に呼びましょう。
出てこなければ、
先生が自ら立候補です。
「えぇ~~~!?」
教室は大盛り上がりです!
そして…
頭の上に持っていったカップを逆さにすると…
なんと!
何もこぼれない!!
大拍手です!!
そしていよいよタネあかし。
カップの中を見せると…
固まってる!
実は、体積の何百倍もの水分を吸収する「高吸水性ポリマー」という、紙おむつなどに使われている素材が入れてあったのです。
理科の教材屋さんなどで手に入れることができますよ。
いかがでしたか? 子供たちと教室で再会したら、こんなおもしろネタをきっかけに、「またこの先生と一緒に勉強したい」「学校って楽しい!」と思ってもらえるといいですね。
土作彰(つちさくあきら)●1965年生まれ。奈良県公立小学校教諭。「学級づくり」改革セミナー主宰。『マンガでわかる 学級崩壊予防の極意: 子どもたちが自ら学ぶ学級づくり』(小学館)、『知っているだけで大違い!授業を創る知的ミニネタ45」(黎明書房)他多数。