入学式で失敗しない教師の服装とは?
4月。春の訪れを楽しむ間もなく、教師の皆さんは新学期や入学式の準備などで多忙を極めていることでしょう。そして、つい後まわしになりがちなのは、入学式の服装の準備。年齢にふさわしいスタイルは? 新一年生の担任はどんな服装がいいの? ・・・ファッション雑誌やCMなどで幅広く活躍、プライベートでは小学生の母親でもある、スタイリスト大和田ゆきさんにお話を伺いました。
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20代の教師は「色」にこだわる
まず男性は、式典というと礼服を思い浮かべがちですが、若い先生ならフレッシュさも演出してくれるダークネイビーやライトグレーのスーツがおすすめです。シャツは白、ネクタイも明るめの色を選んでチーフをインすればきちんと感もアップ。
大きすぎる、タイトすぎる、などがないように、今の自分のサイズに合ったものを着用してください。
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一方、女性は、あまり地味過ぎても逆に浮いてしまう可能性があるので、色はダークカラーを避け、ベージュやライトグレーのセットアップやスーツがよいでしょう。
30代以降は「素材」と「シルエット」にこだわる
男性は黒・ネイビー・グレーのダークカラーのスーツで十分かと思います。できれば、普段着ているものでなく式典用のフォーマル感のあるもの(素材のよいもの)を選ぶとよいでしょう。いつもノーネクタイの先生も、この日はライトグレーなど明るい色のシルクのネクタイを締め、いつもと違ったきちんと感を出して保護者にアピールしてもよいかもしれません。
女性は、20代でベージュやライトグレーなどをおすすめしましたが、逆に30代以降は、カラーよりもシルエット重視です。式典だけだからと、5年以上前に購入したスーツはNG。スカートは短すぎないか、ラペルの形が古ぼけていないかなど、一度試着して確認しましょう。
浮いてみえたり、流行遅れに見えたら、思い切って新調しましょう。スーツ選びは、サイズが合ったものを選ぶことが大前提なので、サイズの変化にも注意。30代以上は体型をカバーしてくれる、ツイードやウール素材など、ある程度高級感のあるものがおすすめです。
