小学5・6年生の平均身長、平均体重ほかデータ集【2020年版】
小学5・6年生の身長体重の平均は? 初潮はいつから? 第二次性徴期を迎え、心も体もグンと変化する年齢。2020年度版のデータをもとに『体の変化』を見ていきましょう。保護者会などでのコピー配付もOKです!
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目次
時代とともに変化する子供たちの体
時代の変化とともに、小学生の体にも変化が見られます。
令和元年度の平均身長《図1》を親の世代<30年前(平成元年度)の数値>と比較すると、11歳男子では0.9cm、10歳女子では0.7cmそれぞれ高くなっています。
また、生活環境の変化にともない、スマホやPCなど目を酷使する機会が増えたせいか、視力が低下しやすい傾向にあります。
体の変化《むし歯》
むし歯のある小学生の割合は平均44.82%で、前年と比べ減少傾向
子供のむし歯は、8歳をピークに10歳〜12歳で減少し、その後13歳から再び上昇します。高学年期のむし歯減少は、乳歯が永久歯に生え変わることと関連していると考えられます。この時期に歯を大切にし、永久歯のむし歯を防ぎましょう。
体の変化《視力》
視力が1.0未満の小学生は34.57%で過去最高に!
調査を開始した昭和54年では、視力が1.0未満の小学生は17.91%でした。親世代が小学生だった平成元年(20.60%)と比較しても、現在の数値は約1.5倍と増加の一途を辿っています。
近視には「遺伝的要因」と「環境要因」の両方が関与すると考えられていますが、近年はパソコンやスマートフォンなどの長時間使用が影響しているとも考えられ、注意と対策が必要です。
体の変化《初潮》
5〜6年生で初潮を迎える子が約6割! 家庭でも準備を
高学年になると、胸がふくらみ始めたり、体型が丸みを帯びたりと、女子の体つきが変化してきます。
ユニ・チャーム株式会社の調査によると5〜6年生で初潮を迎える子が最も多く、6年生までに8割近い子が初潮を迎えます。不安なことや、体の変化を安心して相談できるよう、家庭でも準備をしておきましょう。
(出典元:ユニ・チャーム株式会社 ソフィ はじめてからだナビ)
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イラスト/やひろきよみ
『教育技術小五小六』2020年4/5月号より