生成AI【わかる!教育ニュース #86】

先生だったら知っておきたい、様々な教育ニュースについて解説します。連載第86回のテーマは「生成AI」です。
目次
10~17歳3060人に行ったインターネット利用調査で、29・5%が生成AIを使用
知らないことを尋ねる。スピーチ案に意見を求める。文書のまとめ方を相談。生成人工知能(AI)は、様々な場面で頼られています。大人だけではありません。小中高校生にとっても、生成AIは「伴走役」になりつつあるようです。
こども家庭庁が昨年11~12月、10~17歳3060人に行ったインターネット利用についての調査で、29.5%が生成AIを使っていることが分かりました(参照データ)。高校生は46.2%と5割に迫り、中学生で30.8%、小学生でも8.6%が使っています。
小学生の利用率を年齢別に見ると、10歳は4.0%ですが、11歳で10.2%になり、12歳では18.6%。もはや、一部の子が使うものではなくなっています。
子供の生活にネットが占める時間は長くなっています。平日1日の利用時間は前年より25分増え、5時間27分と過去最長。小学生が3時間54分、中学生は5時間24分、高校生では6時間44分に上ります。
こんなに長時間、何に使っているのでしょうか。「勉強・学習・知育」(1時間6分)や、「保護者や友人とのコミュニケーション」(58分)を大きく上回るのが、「趣味・娯楽」(3時間1分)。学びや周囲との対話よりも、自分の楽しみのためにネットを使っている実態がはっきり表れています。
利用する機器は、小学生だとGIGAスクール構想で配備された学習用端末が71.6%に上り、スマートフォンを超えています。中学生以上になるとスマホは9割に達し、学習用端末を大きく上回ります。
