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小6国語「津田梅子―未来をきりひらく『人』への思い」【板書の技術】

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見やすく理解しやすい「単元別 板書の技術」元京都女子大学教授・同附属小学校校長 吉永幸司監修
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今回の教材は、「津田梅子―未来をきりひらく『人』への思い」です。本単元の目標は、「伝記を読んで、生き方について自分の考えをまとめよう」になります。そのため、津田梅子の行動や主な出来事、そのときの梅子の気持ちを読み取る。また、津田梅子の人物像を捉えるために、梅子の人生が端的に分かる、要点を意識したり、人物像を読み取ったりする学習活動を支える板書の工夫を紹介します。

監修/元京都女子大学教授 元同附属小学校校長・吉永幸司
執筆/埼玉県公立学校教諭・小林百香

単元名|伝記を読んで、生き方について自分の考えをまとめよう
教材名|「津田梅子―未来をきりひらく『人』への思い」(教育出版)

単元の計画(全6時間)

  1.  範読を聞き、初発の感想や学習の見通しをもつ。
  2.  津田梅子の行動や主な出来事、そのときの梅子の気持ちを読み取る。
  3.  津田梅子の人物像を捉える。
  4.  津田梅子の伝記を重ね読みし、伝記の特徴を知る。
  5.  津田梅子の人生や人物像をまとめる。
  6.  津田梅子の人生や人物像をもとに、自分の未来を考える。

板書の基本

梅子の人生が端的に分かる、要点を意識した板書

まずはじめに、年表プリントを配付します。年表の中に次のことを中心に記入させます。1つめは、津田梅子に関わりの深い人物です。2つめは、彼女の願いを実現させる原動力になった出来事です。その意図は、限られた時間の中で理解できるようにするためです。

黒板の右半面にはデジタル教科書を映します。左側上段には、子供に配付した年表プリントの穴うめ部分に合わせて、出来事をキーワードで書きます。下段には、梅子の気持ちの中でも特に押さえたいものを黄色のチョークで書きます。子供にとって理解しやすく、板書の書き写しをしやすくするためです。

本文の叙述を根拠とした読み取りができる板書

黒板の右半面にデジタル教科書を映し、どこの文章が根拠になって読み取ったのかが明確になるようにします。出来事は青色のペンで、そのときの梅子の気持ちは緑色のペンでラインを引きます。黒板の左半面には、読み取ったものを板書します。これらの読み取りは子供一人一人に合う方法でできるように、自力で読み取る・仲間と読み取るが選べる学習環境を整えます。

板書を活用した授業の進め方(2/6時間目)

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