ルールも準備も簡単!教室で楽しめる「すきま遊び」ベスト3

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愛知県公立小学校教諭

佐橋慶彦

教室内で楽しめる「ふやしりとり」や鉛筆と紙だけで盛り上がる「鉛筆サバイバル」など、ルールも準備も超カンタンな「お手軽すきま遊びベスト3」を、 佐橋慶彦先生(@sassy384)に教えていただきました!子どもたちを、遊びの力で笑顔にしましょう!

執筆・イラスト/愛知県公立小学校教諭・佐橋慶彦

すきま時間で出来る遊び「ふやしりとり」

語彙が増える!一体感が高まる!「ふやしりとり」

「ふやしりとり」|全体_グループで_準備なし

いつものしりとりに字数制限を加えて、高学年でも楽しむことができるようにアレンジしました。2文字の言葉から始めて、次は3文字、4文字というようにだんだんと字数を増やしていきます。8文字くらいを目途に折り返し、今度は7文字、6文字と減らしていきます。

例えばこんな感じです。

②りす→③するめ→④めんぼう→⑤うしがえる→⑥ルールブック→⑦クライマックス→⑧ストップウオッチ→⑦ちょうないかい・・・

少人数のグループ遊びとしても楽しめますし、挙手制にして学級全体で行うこともできます。みんなで頭を抱えたり、見事な回答をした友達に驚いたりしているうちに学級の一体感が高まってきます。

バスレクや、異学年交流のアイスブレイクとしても効果的です。

コチラの記事でも、簡単にできるミニゲームをたくさんご紹介しています!→すぐできるシンプル学級レク!42種まとめ

鉛筆と紙だけで大盛り上がり!「鉛筆サバイバル」

鉛筆サバイバル|紙と鉛筆_2~4人

鉛筆1本と紙1枚を用意します。

①まず、それぞれ紙の角に陣地を書き、駒を5体、王を1体、下の図のように鉛筆で書いて、配置させます。

すきま時間遊び「ふやしりとり」の遊び方①

②先攻から順に駒を移動させていきます。駒の丸の上に鉛筆を立ててから指1本で押し、鉛筆の芯を滑らせます。引かれた線の先に駒を新しく書き込みます。王様も移動させることができます。
※周りの人に鉛筆が当たらないように注意しましょう。

すきま時間遊び「ふやしりとり」の遊び方②
すきま時間遊び「ふやしりとり」の遊び方③

③滑らせた鉛筆の線が相手の駒の上を通過したら(下図)、その駒を倒すことができます。倒された駒はもう使うことができません。

すきま時間遊び「ふやしりとり」の遊び方④

④駒を倒し合い、相手の王様を先に倒した方が勝利です。

すきま時間遊び「ふやしりとり」の遊び方⑤

男女問わず大盛り上がりの遊びです。1枚の紙を囲んで遊んでいるうちに、自然と表情が柔らかくなってきます。

簡単にできるゲームをもっと知りたい方は→説明簡単&盛り上がる!ゲーム・レクのアイディア【♯三行教育技術】

みんなの気持ちを予想しよう!「多いもんが勝ちよ」

多いもんが勝ちよ|紙とペン_班対抗

それぞれの班に紙とペンを用意します。(100円均一などに売っているホワイトボードがあると便利です。)

①お題に合わせて、クラスのみんなが考えそうな答えを予想します。班の仲間と相談して答えを決定し、紙に書き込みます。

【お題の例】
・人気の給食メニューといえば?
・「あ」から始まる色の名前といえば?

「多いもんが勝ちよ」の掛け声に合わせて紙を掲げます。

②揃った班の数だけポイントが入ります。

例えば下の図の場合、「赤」と答えた班には6点、「青」と答えた班には3点が入ります。

すきま時間遊びの遊び方説明

数回繰り返し、一番ポイントの多かった班が優勝です。

「6月のクラスの思い出といえば?」「〇〇さんを色で例えると何色?」など、学級や友達に関わるお題を出すと、親和的な雰囲気が高まります。

佐橋慶彦先生

佐橋慶彦(さはしよしひこ)●1989年、愛知県生まれ。教職8年目。日本学級経営学会、教育サークル「せあいと」所属。子どもがつながる学級を目指して日々実践に取り組んでいる。

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