2学期 教室で手軽にできる!子供の心と体を育てる 「折々のレク&ゲーム」#13【中・高学年】
今回のテーマは小4・小5・小6のための「2学期 教室で手軽にできる」レク&ゲーム。2学期がスタートし、子供たちは久々の学校生活やいろいろな行事に疲れが出てくるころ。空き時間で気分転換でき、みんなの心がほぐれ、つながる教室レクを紹介します。机を端に寄せ、いすを使って手軽にできます。クラスがまとまり、子供たちが学校に行きたくなる「レク&ゲーム」の連載13回目。レク&ゲームは動画で分かりやすく、指導ポイントを授業者に話していただきます。
※動画の中の音声が途切れている部分は、子供の名前を消している個所です。
監修/東京都公立小学校指導教諭・岩田純一(THE体育代表)、アップ研究会
授業者/東京都公立小学校指導教諭・岩田純一
目次
レク1 先生ビンゴ
その人に関心をもって、より広くその人のことを知り、お互いをよく知る機会にする。
いす:人数分
ビンゴ用紙:人数分(終わりにビンゴ用紙のダウンロード資料があります)
筆記用具:人数分
教師の好きな食べ物リスト用紙
1 全員が輪になって、いすに座ります。
2 教師の好きな食べ物リスト(教師の好きな食べ物30種類程度を記載。好きな食べ物の中に苦手な食べ物も入れておく)用紙を子供たちに配ります。
※教師の好きな食べ物リストの用紙を黒板に貼ってもよいし、板書してもよいでしょう。
3 子供たちにビンゴ用紙を配り、空欄に教師の好きな食べ物だと思うものを記入するように指示します。
4 教師の好きな食べ物を1位から10位まで順に発表し、ビンゴできた数が多い人が勝ち。ビンゴ1つの完成につき、点数を決めておいてもよいでしょう。
5 教師だけではなく、子供たちの好きな食べ物や好きなものビンゴにしても盛り上がります。
<活動の動画はこちら>
岩田先生からの<ポイント&留意点>
レク2 マッチングゲーム
相手が考えていることをお互い予想することを通して絆を深める。多くの友達と話す機会にする。
なし
1 教師がお題を出します。
お題の例:「黄色い果物と言えば」
2 全員がペアになります。ペアの子供がどちらも同じ答えを言えば、マッチング成功で1人2点。同じ答えでなければ、ノーマッチングで0点。
3 マッチングが成功したペアが2組集まって、4人でさらにチャレンジできます。チャレンジしてマッチングが成功すれば、1人4点。
4 4人が2組集まり、8人でさらにチャレンジできます。チャレンジしてマッチングが成功すれば、1人8点。ノーマッチングなら、これまでの点数もなくなり0点になります。点数が多い人が勝ち。
<活動の動画はこちら>
岩田先生からの<ポイント&留意点>
レク3 NGワードゲーム
多くの友達といろいろな話をして、集団の関係をより強くする。
いす:人数分
赤白帽子(校帽):人数分
はがき大の画用紙(裏に両面テープを貼っておく):人数分以上
筆記用具
1 4~5人のグループに分かれます。画用紙を配ります。
2 Aが言いそうだという言葉をAに見せないでグループで考えて、画用紙に書き、Aの帽子に貼ります。グループ全員に同じようにします。画用紙に書いた言葉がNGワードになります。当人だけNGワードが分からないようにします。
3 グループで話をして、NGワードを当人がしゃべったらアウト。当人がNGワードを話すように、ほかの人は上手に質問をしていきます。
4 グループのメンバーを変えていき、多くの友達と話すことができるようにしましょう。
※今回、「あのー」「えー」などの言葉は子供たちと話し合って、NGワードには入れないルールにしました。NGワードは6文字以上にするなどのルールは、子供たちと相談してつくっていきましょう。
<活動の動画はこちら>
岩田先生からの<ポイント&留意点>
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取材・文・構成/浅原孝子 撮影/北村瑞斗