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NO残業で成果あり「とっておき時短術」Q&A

2019/9/7

行事が多く、何かと気ぜわしい二学期。教材の準備、テストの丸付けやノートのチェック、保護者への対応などに追われ、今日も残業…という先生も多いようです。残業の原因を意識し、上手に対策すれば、誰でも時短は可能です! ベテラン先生への取材から浮かび上がってきたさまざまなアドバイスを参考にQ&Aにまとめましたので、対策のヒントを見付けてください。

バタバタと余裕なく働いている先生たち

Q1 テストの丸付けやノートのチェックを効率よくするには?

A 空き時間や休み時間を活用する

空き時間(専科の授業時間中)や昼休みなど、就業時間内の「スキマ時間」を使うベテラン先生が多いようです。

「次週の週案を書く際に、専科の授業スケジュール(丸付けに使える時間)を確認して、テストする日を設定する。自分が作業する場所(空き教室)も把握しておくと、空き時間を有効に使える」「2分休憩や昼休みはノートチェックをする習慣を付ける」という声が寄せられました。

また、テストに関する早ワザとして、「テストは番号順に集めると点数を転記するときに楽」「一枚ずつ丸つけするのではなく、まず大問1の答え(小問三~四つ分)を暗記して、全員分のテストに丸を付ける。続いて大問2、大問3…と分割して丸付けするほうが、効率がよいと思う」という方法もぜひ参考に。

余裕がなさそうな先生6人

Q2 教材準備(授業準備)のコツは? 

A ベテラン先生や先輩のやり方を見習う

教材準備は、経験値が高いベテラン先生や先輩を見習うのが早道のよう。「最初から一人で考えなければならないとは考えず、周りの先生をお手本にするのが一番。ワークシートの基本フォーマットをもらって利用した」「先輩の作った宿題プリントが分かりやすかったので、真似させてもらって自分なりに少しアレンジした」という実践例も多く聞かれます。

余裕なく事務作業をする先生

Q3 余裕をもって行事の準備をするには?

A 早めの準備スタートと周りの先生との連携がカギ

運動会や音楽会などでは子供たちへの指導に思ったよりも時間がかかることも計算に入れて、できるだけ早くスケジュールを立てることがポイント。中には「学期が始まる前に、準備の目途を付けておく」という先生も。

また、「学年行事なら学年全体で仕事を分担し、一人あたりの負担を減らす」「責任者(例えば学年主任)の一存で決められることは、決めてもらう(=わざわざ集まって会議をしない)」など、周りの先生との連携もカギになります。

余裕のない表情で行事の準備をする先生

Q4 書類仕事(週案など)をテキパキこなすには?

A 終わりの時間を決める

書類仕事を効率よくこなすには、終わりの時間を決めることがポイント。それも、「今日中」「今週中」といったおおまかな目安ではなく、「水曜日の17時までに仕上げて帰宅する」と目標をはっきりさせておくことが大切だとか。

また、意外にも日頃の学級経営や保護者とのコミュニケーションもカギに。なぜなら、書類仕事に集中したい放課後には、保護者からのクレームの電話や急な面談など、予定外の仕事が入ることも多いからです。「日頃から子供同士のトラブルに目を配ったり、保護者と連携をとったり、しっかり学級経営をすることが、結果的に事務仕事の時間確保につながる」ということです。

Q5 電話や面談など保護者対応のコツは?

A ふだんのこまめなコミュニケーションがポイント

多くのベテラン先生が「日頃から連絡帳やノートのコメントなどを通じて、子供や保護者とのコミュニケーションを深めておくことが大切」と指摘。実際、「子供同士のささいなトラブルなど、その日のうちに電話しておくと、後で大事にならないケースが多い」「子供を注意したり叱ったりした日は、連絡帳だけでなく、電話もかけて状況や担任としての考えをていねいに説明すると、余計な心配や誤解につながらない(=クレームや急な面談にはなりにくい)」などのことを実践している先生が多いようです。

保護者と和やかに電話をする先生

Q6 連絡帳を上手に使うコツは?

A 連絡帳→電話の形で保護者と対話を

文章を書くのが苦手なら、連絡帳のやりとりは「明日〇時頃、お電話します」など連絡事項を伝えることに特化する方法も有効。「ケンカした子供自身に『〇〇君をたたいてしまいました』と連絡帳に書かせたことがあります。もちろん、放課後に電話して状況を説明しました」という先生も。

ただし、「保護者からの事後経過の連絡やお礼の言葉など特に返事を返さなくてもよい場合でも、一文でも返信すると、さらに良好なコミュニケーションが図れると思う」と考え、連絡帳を大切にしている先生も多いようです。

連絡帳

構成・文/ひだいますみ イラスト/きつまき

『教育技術小三小四』2019年9月号より

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