運動会写真を「印象的」に撮るコツ!
小学校の大きな行事といえば、運動会。今年の写真撮影は「印象的」な撮影にチャレンジしてみませんか?コツさえ掴めば、徒競走やリレーでこれまでとは違った印象の写真が撮影できるかもしれません。
目次
記録写真ではない運動会の写真
運動会の徒競走の写真をとる時に、ピントにひと工夫します。上の写真は走っている子供ではなくゴールテープにピントを合わせました。バックに走っている子が何となくわかります。
次の写真はトラック走の時、足元にピントを合わせました。走ってくる子を追いかけながら足にピントを合わせるのではなく、前もってその場所にピントを固定しておきます。子供がその場所に走ってきたらシャッターをきるのです。
次の写真はリレーのバトンだけにピントを合わせました。他の部分は流れて写ります。これはカメラを子供の動きに合わせながら動かして撮ります。
このようにピントを工夫することで記録写真ではない印象的な写真になります。今回の写真は、慣れも必要なので運動会の練習風景を撮りながら練習してみましょう。うまく撮れたらとても素敵な写真になりますよ。
文・写真/兵庫県芦屋市立公立小学校 金川秀人
『小五教育技術』2018年9月号より