小学一年「指導要録」記入文例(2)行動の記録記入文例
教員が児童に対して適切な指導を行うための基礎資料であるとともに、外部への証明となる公簿としても重要な役割をもつ「指導要録」。そのうち行動の記録についての具体的な記入文例を紹介します。
行動の記録
観点:基本的な生活習慣
- 笑顔で気持ちのよいあいさつをすることができた。
- 正しい姿勢で話をしっかり聞くことができた。
観点:健康・体力の向上
- ハンカチやティッシュを忘れずに清潔な生活に心がけた。
- 自分から進んで手洗い・うがいをしていた。
観点:自主・自律
- 自分の考えをはっきりと発表することができた。
- 日直当番の活動では、友達と力を合わせて行動していた。
観点:責任感
- 給食当番の自分の仕事を忘れずに行っていた。
- 時間いっぱい、丁寧に掃除に取り組んだ。
観点:創意工夫
- 鬼ごっこなどの外遊びでは、誰もが楽しめるようなルールを提案した。
- 粘土では、動物だけでなく、まわりの自然の様子も工夫して作っていた。
観点:思いやり・協力
- 保育園児との交流会では、学校のことについて優しく園児に教えていた。
- 誕生日係として、進んで誕生日カードを作成する活動を行った。
観点:生命尊重・自然愛護
- アサガオへの水やりを毎日忘れずに行うことができた。
- ウサギに興味をもち、休み時間には飼育小屋に行って世話をした。
観点:勤労・奉仕
- 高学年と一緒に校庭に落ちていたゴミ拾いを行った。
- 日直当番では、教室の窓の開閉や電気の消灯などを行った。
観点:公正・公平
- 休み時間には、誰とでも仲良く遊ぶことができた。
- ドッジボール大会では、ルールを守って、楽しく遊ぶことができた。
観点:公共心・公徳心
- 友達と一緒に教室や廊下に落ちているゴミを進んで拾っていた。
- ボールがころがっていると、きちんとボールかごに入れていた。
観点:標準化された検査の結果
□□式標準学力検査 国語○○.○(○月○日実施)
観点:表彰
- 郷土を描く美術展で描いた牛の絵が、県知事賞を受賞した。
観点:体験活動
- 民間主催のサマーキャンプに1週間参加し、すべてのプログラムを行った。
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構成/浅原孝子 イラスト/terumi
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