二学期の保護者会 保護者に伝えることを事前チェック!
保護者の皆さんに、学校や学級で取り組んでいることや子供たちの様子をしっかりと伝えられる保護者会にしましょう。
執筆/東京都公立小学校教諭・桐川瞳

目次
伝える内容を学年で相談
二学期最後の保護者会を開く、となったときに慌てずに子供の様子を伝えられるように、事前の準備が大切です。まずは学年で伝える内容を精選し、それを自分の言葉でどのように伝えるのかを考えましょう。
コロナ禍の今は例年と異なることが多く、保護者の皆さんも不安に思っているはずです。学校や学級で取り組んでいることや子供たちの様子をしっかりと伝えられるようにしたいですね。
クラスの様子を伝えよう
クラスでの保護者会を行う場合は、具体的に様子を伝えることが大切です。一、二学期にクラスで取り組んできたことや、その成果と成長を伝えましょう。
ここで注意しなければならないのは、個人を挙げて話すのではなく、クラスとしてどのように成長したのかを伝えることです。学校は集団行動の場。クラスとして、集団を意識して活動していることを伝え、安心感をもってもらうようにしましょう。伝える内容はあらかじめ整理しておき、一つの項目について長く話しすぎないようにテンポよく伝えることを意識しましょう。
保護者会で伝えることの例
学習面
- 学習の様子(授業エピソードや授業内のルールなど)
- 宿題について
- ノートの書き方
- 各教科で多く見られる課題(漢字の習熟など)
など
生活面
- 新型コロナウイルス対策でしていたこと
- 友達との関係や言葉遣いについて
- 学習用具について気になること
- 集団行動について
- クラスで取り組んだこと
- 生活リズムについて
- 心身の成長について(各学年の実態)など