触れずにできるアイスブレイク~学期初めに最適!
長期休み明けは、少しずつ学校生活に慣らす意味でも、授業に集中したら、ほっと一息入れたいものです。そんな時にも有効なのが「アイスブレイク」。言葉の通り「氷を溶かすように」緊張を溶かしたり、心の距離を近付けたりする手法です。おすすめは、授業の隙間時間に5分でできるミニゲーム。ここでは、 実際にやって盛り上がった 「触れずにできるアイスブレイク」を紹介します。
執筆/東京都公立小学校主任教諭・小倉さえ子

目次
みんなでバン!
- 先生が「せーの」と声をかける。
- 子供たちの拍手がピタリと揃えば合格。
わざと間延びした「せーの」の掛け声にすると、タイミングを合わせるのが難しくなり、盛り上がります。
簡単ですが、「みんな」を意識させる一歩になります。掛け声のリズムを速く・遅くなど変えると「次は何だろう?」とワクワク感が高まります。

合わせて拍手
- 先生が前に手を伸ばし、右手と左手を上下に動かす。
- 両手が重なった(「前ならえ」の状態の)ときに、子供たちが手を叩く。
最初はゆっくりと動かし、重なっている時間を長くとると、すぐにルールが伝わります。
手を動かすスピードを速く・遅くなどと変えたり、三三七拍子のリズムにしたり、フェイントをかけて途中で止めたりしても楽しめます。

イラスト/山本郁子
『教育技術 小三小四』2020年9月号より
【関連記事】
夏休みあけの学級経営リスタート特集シリーズはこちら!
・【相談募集中】自主休校の児童への評価はどうすれば?
・学校行事や特別活動に消極的な子の扱い方
・低学年9月の教室環境のポイント
・家庭からの自主休校の申し出に教師はこう対応しよう
・夏休み明け指導のポイントと活動アイデア
・夏休み明けトラブル未然防止のアクションプラン
・二学期リスタートにクラスを整える、屋内・屋外の「夏休み明け学級レク」
・二学期の前に教室環境をチェック!
・二学期リスタート直前チェック! 9月の学級経営のポイント
・2学期は学級事務を改善して働き方改革!
>>もっと見る